アメリカ・ラスベガスでリゾート事業を手掛けるMGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人である合同会社日本MGMリゾーツ(東京都千代田区)が実施する「次世代リーダー育成プログラム」が、2月7日(火)から10日(金)の4日間、7つの大学・大学院向けに開催される。
本プログラムは、MGMリゾーツのトップリーダーによる講義を日本から受講でき、リゾート運営の経験とノウハウについて全編英語で学ぶことで、世界で通用するビジネススキルを養うことを目的としている。
近畿大学キャリアセンター(大阪府東大阪市)は本プログラムに学生10名を派遣すると発表した。
本プログラムは7つの大学・大学院を対象に開催され、近畿大学のほか、関西外国語大学、関西学院大学、京都外国語大学、京都大学経営管理大学院、立命館アジア太平洋大学、立命館大学ビジネススクールから約50名の学生が参加予定だという。
昨年度は完全オンラインでの開催だったが、今年度は、参加学生が初日と最終日に大阪に集結し、大学の垣根を越えてディスカッションなどを行う。
オンライン講義では、MGMリゾーツの宿泊施設部門、カジノ部門、飲食部門、MICE部門など、各部門のスペシャリストからそのノウハウについて英語でレクチャーを受け、世界の観光産業やビジネスの最先端を学び、グローバルに働くために必要な国際感覚を養う。また、IR(統合型リゾート施設)について、人々が安全に楽しむための「責任あるゲーミング」の啓発、環境に配慮したサステナビリティ経営、お客様に感動を与えるための取り組みを学ぶ。最終日には、大学混合でのグループプレゼンテーションを行うほか、MGMリゾーツの社員との交流会に参加する。
日本MGMリゾーツは、日本の統合型リゾート市場への参入を目指すMGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人として設立された合同会社。大阪府・市が夢洲地区に誘致を目指すIRの設置運営事業予定者としてMGM・オリックスのコンソーシアムが選定されている。