SJMのグランド・リスボア・パレス(GLP)は本日12月3日(金)、ザ・カール・ラガーフェルド・ホテルタワーの一部オープンをもって、開発の重要な節目を迎える。
ザ・カール・ラガーフェルドは、1,350室のグランド・リスボア・パレス・マカオに次ぐGLPの3ホテルブランドのうち2番目のホテル。ファッション界の伝説的人物である故ラガーフェルド氏がインテリアを全面的にデザインした世界で唯一のホテルでもある。
271室の客室とスイートは、同氏の印象的なデザインと、東洋と西洋の優雅さを調和させた「意欲的で最先端のスタイルへのアプローチ」を存分に体験できるとされている。
SJMのデイジー・ホー会長は、「ザ・カール・ラガーフェルドのインテリアデザインは、中国と西洋の美学を融合させたユニークかつ豪華なもので、伝説的なデザイナーのカール・ラガーフェルド氏がファッション界に残した数々の業績をも超える創造性を示している」とコメント。
「ゲストは、ホテルタワー全体で見られる彼の象徴的なスタイルに感銘を受けていただけるはずだ。当ホテルをマカオに導入できることを誇りに思っている。これは、マカオのホスピタリティシーンにファッションホテルのコンセプトを導入した最初の統合型リゾートであるGLPの豪華さとユニークさを証明するものだ」。
カール・ラガーフェルドのCEOピエール・パオロ・リギ氏は、2019年2月に癌との闘病生活の末に逝去したラガーフェルド氏が、生前にGLPのホテルのデザインを完成させていたことに言及。それは、「彼にとって中国でのユニークなインテリアデザインのプロジェクトであり、5年以上にわたる愛の結晶だった」と同氏は語っている。
「『ヨーロッパと中国の出会い』という彼のビジョンを実現するために、大好きなチームと一緒にこのような大規模のラグジュアリープロジェクトに取り組めたことを、彼は非常に誇りに思っていた。彼の遺志を継ぐことは、当ブランドにとっても大きな誇りであり、彼のキャリア最後の偉業のひとつを実現できたことに感激している」。

タワー内のアトラクションとしては、コンテンポラリーなポルトガル料理レストランのメサ、4,000冊以上の書籍をロビーに展示したカフェのザ・ブック・ラウンジ、ザ・スパ・アット・ザ・カール・ラガーフェルドなどがある。
GLPが7月30日にオープンして以来、すでにオープンしているのはホテルのグランド・リスボア・パレス・マカオ、25メートルの屋内プールを備えたウェルネスセンター、3,800平方メートルの屋内外のイベントスペースと複数の飲食店。
また、150台のゲーミングテーブルと1,200台のスロットマシンも設置されている。
