最高経営責任者
江原ランド
パワースコア: 700
昨年の順位: 無
評価理由
- 前キョンサン(慶尚)北道知事
- 前行政安全部次官
昨年、ムン・テゴン氏が江原ランドの暫定取締役に就任し、経営陣に空白が生じたことでイ・サムゴル氏の起用が期待されている。サムゴル氏は、前行政安全部次官で、今年3月より江原ランドの新CEOを務めている。
しかし、ただの天下りと考えてはいけない。韓国人向けのカジノゲーミング業界を独占している江原ランドは、51%が政府の所有で、国の知識経済部が監督している。
江原ランドが新型コロナ感染拡大の痛手を受けたのは、国内にある17の外国人専用カジノと同様であったが、イ氏は恵まれた立場にある。
8月、JPモルガンのアナリストは、21年第3四半期のマスおよびスロットの収益が前四半期比で20%改善すると予想し、再開時には長蛇の列ができ、ポストコロナとなった時に再び訪れたいと考えるプレイヤーの「圧倒的な需要」があることを示唆している。韓国がコロナ禍からの脱却を図っていくためには、これらの行列が増加することが期待される。
江原ランドは、ライセンスの20年延長が認められたが、それに伴い多少の増税が行われた。
プレイヤーが急速に戻ってきていることから、新税制が収益に大きな影響を与えるとは考えにくい。