副会長、執行取締役兼CEO
SJMホールディングス
取締役
SJMリゾーツ
パワースコア: 827
昨年の順位: 26
評価理由
- 何十年もの間、スタンレー・ホー(何鴻燊)氏の右腕として活躍
- 1976年にゲーミングコンセッション保有者STDMに入社
7月に待望のコタイでの統合型リゾートであるグランド・リスボア・パレス開業をデイジー・ホー氏が発表した際、デイジー・ホー氏はアンジェラ・レオン氏とアンブローズ・ソー博士にエスコートされており、同社創設者である故スタンレー・ホー博士のレガシーを形作る象徴的イメージであった。
現在でも、マカオの歴史の中で、非常に重要な同社の将来がどのように変化していくのかについて様々な憶測があるが、スタンレー・ホー氏の娘、妻、そして生涯にわたる盟友たちが同社の経営を担ってきている。
1976年以来、SJMの前身で過半数所有者であるSTDMで活躍していたソー博士の交渉術と機転の良さは、ホー博士が健康上の問題により2020年に亡くなるまでの数年間、同社で積極的に役割を果たすことが出来なくなった後に、同社の存続の鍵となったのではないだろうか。
コタイでのSJMの足跡の始まりは、街の変革をする企業の戴冠式を表している。また、ソー博士は彼自身の飛び抜けたキャリアの黄昏期に近づいてきているが、ライセンス更新が佳境を迎える時には、同氏の経験とコネクションが今後数カ月、重要となるであろう。
ソー博士は、SJMレガシーに精通しており、同社の次のフェーズであるグランド・リスボア・パレス開業の証人として最もふさわしい人である。