珠海市政府は11月23日(火)午前1時より、マカオから珠海に入国する者に対し、新型コロナウイルス検査結果の有効期間を48時間から7日間に延長することを発表した。
この変更は、8月、9月、10月に3回連続して発生した新型コロナの影響から徐々に回復しつつあるマカオの観光産業にとって、新たな重要な一歩となる。
珠海市では、9月26日にマカオからの入国者に対し、14日間の検疫隔離措置が義務付けられたが、最終的には10月1日の連休明けから3週間以上経過した10月19日に規制が解除された。しかし、それ以降も、到着前48時間以内のウイルス検査の陰性証明書が必要となっている。
マカオグランプリとフードフェスティバルが開催された先週19日(金)には、マカオの訪問者数が35,525人に達し、1日あたりの訪問者数としては、マカオが緊急感染予防対策に入った9月25日以降で最高となった。
なお、11月12日(金)から18日(木)までの累計訪問者数は186,582人、1日平均は26,655人となり、10月の1日平均の訪問者数と比較して150.9%の増加となった。
マカオでは香港からの訪問者に対するウイルス検査の要件が緩和され、9月23日午前1時には、これまで24時間以内だった陰性証明が72時間以内に延長された。ただし、到着後は14日間のホテル検疫隔離を行う必要がある。