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長崎IRプロセスがカオス状態に- RFPは茶番だったのか?

ニュースデスク 文責 ニュースデスク
2021年 8月 19 木曜日 09:22
オシドリ、カジノオーストリア、NIKIが統合型リゾート事業者選定の次段階へ進んだと長崎県が発表

長崎県がIR誘致を目指している候補地近接地ハウステンボス

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佐世保市にあるハウステンボス隣接地への誘致を目指す統合型リゾートの事業者選定に関して、カジノオーストリアが優先交渉権者として長崎県に選ばれたことを受け、その選考に関わる衝撃的な内容や非難が浮上してきており、長崎県のIRプロセス自体に疑問が投げかけられている。

IAGが状況に精通している複数の情報筋から聞いた話によると、「カジノオーストリアは長い間、長崎県の好ましい選択肢であったように感じられ、また県は、水面下で様々な策略を行い、最終的にはカジノオーストリアを唯一の候補者として審査委員に提示したような形になり、これはある種の「独走状態」であった」と言う。

ともすれば、長崎県はMGMリゾーツを唯一の事業者候補とする大阪、サンシティ撤退後、クレアベスト代表のコンソーシアムを最後の1者として見ていた和歌山のような最終形を思い描いていたのかもしれない。

実際、オシドリとNIKIの両者は長崎県から撤退を迫られていたが、共にそれを拒絶し、8月4日、審査委員に対して最終プレゼンテーションを行ったと言われている。

8月10日に長崎県がカジノオーストリアを選定したと発表した後、各候補者は批判的な情報をメディアへ共有してきている。IAGに対して、オシドリは5月26日と6月2日に長崎県から全てのマーケティング活動を停止するように言われたと言及し、「日本の法律やRFPの規定に基づいて、県がこのような要求をする根拠はない」と語っている。

さらにNIKIとオシドリの両者は長崎県が7月12日と7月27日に「背面調査の結果を理由に長崎県から辞退を迫られた」ともIAGに話している。しかしながら、長崎県はこの件については一切公表しておらず、8月10日の発表時には3者全者の最終スコアを公表しており、これは最後まで3者全てに参加資格があったと、あえて強調しているようには感じられないだろうか。

候補者 得点
カジノオーストリア 697.0
オシドリ 682.8
NIKI 667.1
長崎県発表審査講評より

3候補者を客観的に比較すると、以前IAGでは主にラスベガスで何十年にもわたってIRでの経験のある役員がおり、米国でIR運営の高い経験のあるモヒガンゲーミングアンドエンターテイメントがオペレーターパートナーであるオシドリが最適な選択肢なのではないかと結論付けている。対照的にカジノオーストリアもNIKIも共に統合型リゾートを運営した経験はない。カジノオーストリアは小規模カジノについては豊富な経験を持ち合わせているが、これはRFPプロセスの中で求められている要件のほんの一部のことである。

8月16日(月)付のIAG紙面にて、オシドリが発表した「大村湾の帆」をコンセプトにした完成予想図を見れば、IAGの結論が証明されたのではないだろうか。対照的に、NIKIは現時点では完成予想図を発表しておらず、またカジノオーストリアはプレスリリースと共に簡単な画像を提供していたが、数時間のウェブサイトより削除された。

NIKIはIAGに対して、7月に長崎県と数回協議の場を持ち、問題点について話そうとしたことを伝えており、そしてNIKIは長崎県が聞く耳を持たなかったと述べている。最近、NIKIコンソーシアムの協力企業の一員であるOUEN Japanの理事長である小林博重氏が自身のブログの中で長崎県に対する批判を以下のように投稿している。

「その選考が公平・公正なものであれば、それは致し方ないと諦める。しかし、そうではない。それは、公表前に、長崎県はNIKI&Parkviewに辞退せよとの執拗な依頼をしてきたのだ。これは脅しではないか。(中略)なぜ、事前に辞退せよと脅してきたのか。ヤクザと同じではないか。県民を代表する公団体がすることか」。

また別の投稿で「何か裏で黒い力が加わっているのではないだろうかと思われても仕方がない。(中略)市民の力によって、真実が明らかになることを願うばかりだ」としている。

オシドリとNIKIの両者共に長崎の市民を支援する地域社会とのつながりを確立する素晴らしい企画を発表していた。特にオシドリは、2021年5月5日こどもの日に長崎県にある児童福祉施設に1,000万円の支援金をを寄付している。またオシドリは、長崎IRのメリットを地域社会と共有するべく長期計画を公表し、Oshidori International Holdings Incが約20%の株式を所有する九州オシドリ児童財団を設立し、執行役員CSR担当に地元の人材を抜擢している。

また8月4日までの数週間の間に長崎の政界や経済界でオシドリのネガティブキャンペーンが行われていたことが取り沙汰されている。オシドリに関する批判的な情報はオシドリの評判を明らかに傷つけるような内容で、ここ数週間、IAGにも届いている。

カジノオーストリアが長崎県の優先交渉権者となった理由について様々な憶測が飛び交っている。

IAGは長崎県に対して、以下の質問を投げかけており、回答があり次第、改めて報告する。

  1. オシドリの「大村湾の帆」をコンセプトにした提案は、選ばれた事業者のものよりも大きく優れているように見える。また選ばれなかった2者が提案したものには他にも重要な点があるように見える。なぜオシドリやNIKIではなくカジノオーストリアが選ばれたのか?
  2. IR事業者選定においてカジノオーストリアが優先交渉権者に選ばれた件をプレスリリースで発表したものと提案内容の画像が削除されたのは長崎県から指示があったのか?
  3. なぜ長崎県はカジノオーストリアとNIKIのコンセプト完成予想図を公表しないのか?公表することによって長崎県の皆さんが見て、意見することが可能になるのではないか?
  4. 長崎県はカジノオーストリアとNIKIに対して、完成予想図を公表しないように指示したのか?
  5. なぜ長崎県はオシドリとNIKIに対してプレゼンテーション直前に審査委員の前で辞退することを迫ったのか?なぜ長崎県は審査委員に1者だけのプレゼンテーションを見せたかったのか?
  6. 2者の背面調査及び廉潔性調査において問題があるとなったことが事実である場合、長崎県は情報をオシドリとNIKIに開示し、彼らが自身を擁護する機会を与えるか?
  7. 現在、長崎県のプロセスに関して様々な疑問が取り沙汰されている状況で、どのようにして日本政府は長崎県が選んだ「優先交渉権者」が長崎県の人々にとって最善の選択であったと確信することが出来るのか?
  8. 長崎県はオシドリまたはNIKIのどちらか、または両者が法的措置をとること可能性について考えてはいるか?
  9. オシドリのプレスリリースの中で「長崎県が課すIRにおける開発・運営上のルールを改善」及び、RFPプロセスを「倫理的かつ公平公正」に実施すべきと示唆されている。長崎県はRFPプロセスの再実施は検討するのか?

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