ゲンティンの40億ドル(約4,410億円)規模の統合型リゾートであるリゾートワールド・ラスベガス(RWLV)は、6月24日(木)のオープン時に、ラスベガス・ストリップ初の真のキャッシュレス・カジノを導入する。
今週にRWLVから発表された情報によると、カジノフロアでは、スロットとテーブルゲームの両方にキャッシュレスゲーミングシステムが導入される。コナミのSYNKROS管理システムを使用して、会員はデジタルウォレットへのアクセスやカードレスログインが行え、専用のキオスクやプレイヤーサービスデスク、または銀行やPayPal口座などの外部資金源を介して資金をウォレットに入金できる。
このソリューションにより、ゲストが席を立たずに、ウォレットやリンクしたアカウントへの資金の出し入れを柔軟に行えるようになる。また、ロイヤリティカードは、物理的なカード、デジタルカード、またはスロットマシンで電話番号を入力するだけのものなど、3種類のフォーマットが用意される。
同社は、1万平米を超えるゲーミングスペースに1,400台のスロットマシン、117台のテーブルゲーム、専用のポーカールームと30台のポーカーテーブル、さらにハイリミットエリアとスポーツブックを用意し、来週オープンする。
また、サイトライン・ペイメンツ・ソリューションのプラットフォームであるJOINGOが開発したリゾートワールド・モバイルアプリを介して、ゲストがゲーミング、エンターテイメント、ホテルの全てのサービス料金をモバイルデバイスで支払えるようにし、施設のあらゆる面をつなげようとしている。
「当社のビジョンは、ゲーミングを含むリゾートのあらゆる要素において、他にはない体験を提供すること。クラス最高のゲーミングテクノロジーパートナーとの提携を通じて、ゲーミングフロアだけでなく、リゾート全体で完全に集約された体験を提供していく」と、カジノ事業担当副社長、リック・ハッチンズ氏は述べた。
「当社のモバイルアプリは、ゲンティン・リワーズ・プログラムに登録している顧客の好みに応じたロイヤリティとパーソナライゼーションを提供することで、サービスの質を向上させていく」。