サミー株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長 CEO:里見 治紀)は、6月9日に開催した事業発表会にて、テキサスホールデムを軸とした新規事業『m』の開始を発表した。
テキサスホールデムは世界で最もポピュラーなポーカーゲームで、競技人口は1億人を超えるマインドスポーツ。頭脳スポーツゲームとして幅広く世界で競技されており、カジノの種目としても人気は高く、世界的な大会も開催されている。
新規事業の立ち上げについて同社は、「これまで遊技機事業で数々の挑戦を行い、業界をリードする斬新な遊技機を世に送り出しました。その中で培われたノウハウを活かし遊技機事業に続く新たなエンタテインメント事業となる『m』を立ち上げ世の中に感動体験を創造し続けていきます」と説明した。
『m』事業については、「世界で競技人口1億人を超えるテキサスホールデムを軸とし、幅広い層に知的興奮体験を提供するサミーのNEWエンタテインメント事業です。『m』は、古代エジプトのヒエログリフで知恵の象徴であるフクロウを表し、マインドスポーツであるテキサスホールデムを新たなカルチャー(マインドエンタテインメント)へと発展させます」と意気込みを語った。
今後の事業展開としては、スマートフォン向けアプリを中心に、テキサスホールデムの情報発信をするポータルサイトの公開や東京都目黒区での店舗オープンを予定している。また、トーナメントの開催やアニメーション制作なども今後予定している。
サミー株式会社の親会社であるセガサミーホールディングスは今月、ゲンティン・シンガポールを中心としたコンソーシアムを組み、横浜のIR(統合型リゾート施設)の開発に最大で1,200億円を投資すると発表している。