マカオのホテル、THE 13の所有者であるサウス ショア ホールディングスは、債権者から未払いのローンと利子として 約466億円 (4億2,300万米ドル) の支払いを求める法定支払い請求を受けており、対応しなければ同社に対する清算の申し立てに直面していると述べている。
その法定支払い請求がワイズ・パーク・ビジネス・リミテッドと呼ばれる会社に関連しているかどうかは不明であり、2018年には、THE 13ホテルの開発および開業前の費用を賄う2年前の2018年には、サウス ショアに融資の権利が割り当てられた。
同社は先月、ワイズ パークが継続中であったつなぎ融資の更新を終了し、約84億円 (7,650万米ドル) のローンと未払い利息の全額支払いを要求するという通知を受け取っっている。ワイズ・パークはまた、当初の融資契約に基づき、サウスショアのエンジニアリング部門であるポール・Y・エンジニアリング・グループ・リミテッドに関連する13ホテル(BVI)リミテッドの子会社であるザ・13(BVI)リミテッドの所有権を引き継ぐ権利を行使し、そしてそのエンジニアリング会社を約21億円(1,930万米ドル) で売却することで第三者と合意に達したと伝えた。
サウスショアは昨晩の発表で、債権者の代理となるる法律顧問弁護士から、466億円 (4億2,300万米ドル) の返済を求められていることを明らかにした。 その内訳は以下の通りである。
当初の融資契約の未払い元本に対して約403億円 (3億6,600万米ドル)、未払い利息約11億円(1,000万米ドル)、延滞利子約46億円 (4,200万米ドル) 、手数料約8,096万円 (735,000 米ドル) と管理手数料約4.7億円(370万米ドル) 。
同社は以下のように述べた。「会社が法定請求の送達日から3週間以内に債務を返済しなかった場合、債権者はその会社に対して清算の申立てを行うことができる。」
当社は、この件に関して法的助言を受けることを検討している。取締役会が法定請求を受け取ったのはごく最近のことであるため、同取締役会が状況を判断するには時間を要するだろう。」
同社は、2 人の執行取締役と3人の独立非業務執行取締役で構成される特別委員会を設置し、ホテル事業と同グループの未払いの債務に関するすべての問題を処理すると述べた。
同社は先日、2021年3月31日までの1年間の予想損失額が約134億円(1億2,200万米ドル) となる前に、業績の下方修正を発表している。