モヒガン・ゲーミング・アンド・エンターテインメントの社長兼CEOのコントメルコスが今月末に辞任することを、米部族カジノ事業者が発表した。
昨夜(アジア時間)発表されたメディアの声明によれば、コントメルコスは2021年3月31日に在職期間を終了し、現在の最高執行責任者であるレイ・ピノーが規制当局の承認を待って暫定CEOとなる。
「マリオが初めは最高財務責任者、もっと最近ではCEOとして在籍した期間中、組織の成長と成功に重要な役割を果たしてくれた。」と、モヒガン族の会長であるジェームズ・ゲスナー・ジュニアは述べた。
「我々は、マリオが同部族とMGEに長年奉仕してくれたことに感謝したい。最近では、進行中の世界的なパンデミックと今年初めの大規模な借り換えを通じ会社を成功裏に導いてくれた。彼が今後の活動と機会に最善を尽くすことを願っている。
我々が新しいCEOを探す間、部族のメンバーと暫定CEOを務めるMGEのCOOのレイ・ピノーにも感謝したい。レイは20年以上にわたり、さまざまな役割と能力で我々部族に奉仕してきた。次の新しい企業リーダーを見つける際に、引き続き彼の指揮と培ってきた経験に期待している。」
2017年10月にボビー・ソーパーに代わりモヒガンのCEOとなったコントメルコスは、2022年に韓国・仁川にオープン予定のプロジェクトであるのインスパイアコリアを含む、同社の世界進出戦略の立役者となっている。
モヒガンはまた、日本の長崎でのIR入札のために、オシドリ・インターナショナル・ディベロップメントと提携しており、最近、ギリシャでインスパイア・アテネと呼ばれるIR開発の権利を獲得した。
コントメルコスが辞任となる中、水曜日にサイエンティフィック・ゲームズの元役員であったキャロル・アンダーソンが新最高財務責任者としてモヒガンに加わることが発表された。