マレーシア政府が活動制限令を緩和したことを受けて、ゲンティン・マレーシアは、マレーシアの旗艦統合型リゾート、リゾーツ ワールド ゲンティン(RWG)と非ゲーミング施設であるリゾーツ ワールド キジャールおよびリゾーツ ワールド ランカウイの営業再開を発表した。
1月22日に休業してから約4週間後の営業再開は、予定よりも2日早く、ゲンティン・マレーシアは今月に入って、休業期間は2月18日まで延長されるだろうと述べていた。その言葉とは反対に、RWGは2月16日(火)午後6時に営業を再開した。ただし同社は、「一部のホテル、施設、アトラクションおよびサービスは営業時間の変更、限定的な利用または一時的な閉鎖の対象となります。
当社は、今後もリゾート全体で、政府が出している厳しい標準手順書(SOP)に完全に従う予定であり、お客様にも同様のご協力をお願いいたします。現在も全てのお客様、そして従業員の安全と健康こそが最優先事項です」と強調した。
2つの非ゲーミング施設、リゾーツ ワールド キジャールおよびリゾーツ ワールド ランカウイは2月19日(金)から営業を再開する。 しかしながら、リゾーツ ワールド バーミンガムおよび英国にある他全てのランドベースカジノは今後通知があるまで一時的な休業を続ける。
RWGは新型コロナウイルス感染症の第一波とムヒディン・ヤシン首相による活動制限令の実施を受けて2020年3月18日から6月19日までの3カ月間営業を停止した。
その年の後半には高い伸びを見せたものの、新型コロナの新たな波がマレーシアを襲ったために2021年1月初めに定員の引き下げを余儀なくされた。また同社は、一般の人は立ち入ることのできない社員食堂で働く数人の従業員が新型コロナに感染したことも報告していた。