オーストラリアのスター・エンターテインメント・グループは、来週から取引量が増加することを見越して、シドニーとブリスベンにあるカジノの従業員を呼び戻す予定だと話す。それぞれの州政府が新型コロナウイルスによる制限の大幅緩和を発表した。
全国で新規感染者がほぼホテル隔離の人に限定されている中で、ザ・スター・シドニーは最大収容人数をたった1,800人から、来週月曜12月7日以降は10,000人に引き上げ、エリアごとの客数300人という上限を撤廃することができる。ニューサウスウェールズ州政府もホスピタリティ施設への床面積4㎡につき1人という制限のルールを、月曜から2㎡につき1人に緩和している。
スターが、ザ スター ゴールドコーストとトレジャリー・ブリスベンを運営するクイーンズランド州でも、2020年12月1日から2㎡につき1人というルールが適用されており、スロットマシーンとゲーミングテーブルの使用制限は撤廃されている。
現在全てのゲーミングマシンの利用が可能となっており、ゲーミングテーブルごとの人数上限は4人から7人に引き上げられている。アルコールも立ち見の状態で飲むことができる。
スターは、「3つ全ての施設での営業制限の緩和によって、我々は追加の従業員、そしてさらなるメンバーやゲストを安全かつ楽しい環境に再び迎えることができる」とコメントした。