10月マカオを訪れた人の数は581,986人に達し、前年同月比では81.9%減となるも、9月比では29.6%の改善を示していることがマカオ政府統計調査局(DSEC)が発表した数字から分かった。
10月は、9月末の個人訪問スキーム(IVS)の再開後中国本土全域からの訪問客がマカオを訪れることが出来るようになって初めての月だった。IVSは8月12日から珠海市民、8月26日から広東省住民を対象に再開されていた。
DSECは、宿泊客が全訪問客の53%にあたる308,222人に達し、日帰り客は273,764人だったと述べた。各訪問客の平均滞在日数は微増の1.4日となった。
マカオの国境が大半の国に対してまだほぼ閉鎖された状況の中で、中国本土からの旅客が539,482人で93%を占めていた。グレーターベイエリアの珠江デルタ9都市からの訪問客は合計282,170人で、珠海市からの訪問客は 135,991人にのぼった。香港からの訪問客数は37,909人、台湾からは4,574人。
DSECは、陸路でマカオに入境した人の数が442,764人となり、空路は26,778人、海路は11,711人のみだったとも述べた。
2020年1月からの10カ月間の訪マカオ旅客数合計は4,601,090人で、前年比86.2%減となっている。