オーストラリアのゲーミング・テクノロジーズ・アソシエーション(GRA)が実施した年次のゲーミングマシン台数調査から、世界で設置されたゲーミングマシン台数が2019年、0.39%増の7,431,125台となったことがわかった。
毎年8月にシドニーで開催されるオーストラレ―シアン・ゲーミング・エキスポの主催者であるGTAは、同団体が「当時出回っていた、事実に基づかない誇張された数字」だ言うものに対応して、1999年に初めて世界のゲーミングマシン台数を発表した。
この報告書は、規制機関、政府筋、民間企業のリサーチ、ゲーミング業界団体、そしてマシンが設置されている場所からの直接の情報に基づいてまとめられている。これには、スロットマシン、ビデオくじ端末、ビデオゲーミングマシン、パチンコおよびパチスロ、そして電子テーブルゲーム機(ETG)が含まれている。
今年の調査によると、2019年、合計マシン台数別の上位4国に変化はなく、日本が4,195,930台でダントツの1位、その後に米国(900,704台)、イタリア(407,267台)、そしてドイツ(245,000)が続いた。スペイン (212,153台)は順位を1つ上げて5位にランクインし、オーストラリア(192,800台)は6位に順位を下げた。
オーストラリアの2019年予想設置台数は192,800台とされており、前年からは3,501台の減少、そして世界の合法設置マシンの中での割合は2.59%となった。
GTAのクリス・ミューアCEOは、「GTAの2020年版ゲーミングマシン台数年次世界調査が再びオーストラリアのゲーミングマシン台数に関する誤った通念を打ち消している。
この調査で数に含まれているマシンは、合法的に設置されたマシンだ。この調査は、立証可能なマシン台数にのみ基づいている。調査にはまた、マキシマム・ベット・リミットなどの追加情報も含まれている。
今回の調査によって、オーストラリアのゲーミングマシンに世界でももっと低い水準のマキシマム・ベット・リミットが設定されていることが確認されており、これは以前の調査で判明した結果と一致している」と述べた。
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