マリーナベイ・サンズ(MBS)が、最近行われた首脳幹部陣への一連の変更を明かし、マネージングディレクターを務めたジョージ・タナシェビッチ氏は国内および海外での拡大に集中し、アンドリュー・マクドナルド氏とポール・タウン氏が日々の業務の大半を引き継いでいる。
今年に入って行われたものの公にはされていなかった今回の変更によって、元社長兼CEOタナシェビッチ氏は、親会社の国際開発部マネージングディレクターとしての役職において、海外にあるラスベガス・サンズの新規発展の機会に集中することができる。
同氏はMBSの法及びコンプライアンス、そして政府関係の問題、そして進行中の33億米ドル(約3,477億円)規模の拡張には関与し続ける予定。
MBSのコーポレートシニアバイスプレジデント兼最高カジノ責任者であるマクドナルド氏が、全てのゲーミング業務を監督するようになり、2019年11月に入社したポール・タウン氏は、リゾート業務部シニアバイスプレジデントとして役職の中で全ての非ゲーミング業務を担当する。
同社は、「その2人組が共同でマリーナベイ・サンズの日々の業務と管理機能への責任を持つ」と述べた。
同社は、「経営幹部の構造への変更は施設の未来の成功を可能にし、当社のシンガポールでの新規発展のチャンスを最大化するために行われた」と付け加えた。