広東省がマカオからの入境者全員に求めていた14日間の強制隔離措置が7月15日に撤廃される。マカオ、広東省両政府が月曜夜に発表した。マカオの入境口は3月27日から事実上閉鎖されていたために、この待望のニュースはマカオのゲーミング事業者や観光業界にとって大きな追い風となる。
7月15日午前6時から、マカオ-広東省間を往来する人全員に14日間の強制隔離が求められなくなる。しかしながら、それら入境者には過去7日間の新型コロナウイルス陰性検査結果の提示、そしてマカオおよび広東省の健康コード「グリーン」の保有が求められる
広東省で暮らすまたは働くマカオおよび中国の住民は、マカオから戻った後、恐らく14日間、広東省に留まるよう制限されているものの、公式発表では広東省に滞在する必要日数は明示されていなかった。その他の入境者は、マカオから戻った後、広東省の9都市(広州市、深圳市、珠海市、仏山市、恵州市、東莞市、中山市、江門市、そして/または肇慶市)に滞在しなければならない。
入境口が混雑した場合、職員は出入境検問所の指定ゲートに人々を振り分ける。
マカオから広東省に戻る人全員が「広東省健康コード」システムにログインし、繰り返しになるが恐らく14日間の広東省滞在期間中、「香港・マカオ入境者体調申告書」を毎日記入しなければならない。
広東省に固定の住所または勤務先がある人は、目的地到着時に直ちに現地の町内会に報告する必要がある。ホテル及び宿泊施設に滞在する人たちは、ホテルまたは宿泊施設への個人の健康状態の申告が義務付けられている。
熱、咳、倦怠感、その他症状が出た場合には、治療と検査のために指定病院に行く必要があり、現地の町内会に報告しなければならない。
夜に行われた重大発表から約1時間以内に、マカオゲーミング監察協調局(DICJ)は、7月15日に入った深夜から、カジノへの入場者全員に新型コロナ陰性の検査結果提示と、「グリーン」の健康コードの保持を求めることを発表した。