べトナムの統合型リゾート、ホイアナが今週日曜6月28日にオープンする。所有・運営するサンシティグループは「限定プレビューオープン」としている。
昨夜の発表の中でサンシティは、ホイアナカジノ、そして第1フェーズ開発の一部になる予定の4つのホテルの最初のホテル、ホイアナホテル&スイートを含むホイアナの多数の施設を初オープンすると述べた。昨年末に選手に向けてオープンしたホイアナ・ショアーズ・ゴルフクラブも、招待客に向けてオープンする。
Inside Asian Gamingが得た情報によると、テーブルゲーム、スロットそして一部の飲食店が日曜からゲストに向けて営業を開始する。
サンシティグループのアルヴィン・チャウ会長は、「サンシティの変容が止まることはない。全てが変化を経験する中、当社のベトナム、ロシアそしてフィリピンのプロジェクトが継続して成長しているのを見ることができてうれしい。私の仲のいい友人そして親愛なるゲストの皆さん、2021年のグランドオープンではご自身でホイアナを体験しに来てほしい」とコメントした。
Inside Asian Gamingがすでに伝えた通り、サンシティ、チョウ・タイ・フック(周大福)、ビナキャピタルグループの合弁事業であるホイアナの第1フェーズは、アジア全土の主要ターゲット市場に狙いを定めた「ホスピタリティと体験」に焦点を当てる予定。
ホイアナのグループCEO、スティーブ・ウォルステンホルム氏は、最近行われたICEアジア・デジタルの中で、「ホイアナはかなりすごい。我々がオープンさせようとしているのは、ホスピタリティだけでなく体験に限定した第1フェーズで、これら体験は、市場が求めているものにかなりのレベルで沿っている。特に、中国、韓国そして日本の主要マーケットに関して。我々は、彼らが見たいと思っているものを提供できるようにするために、大量のリサーチを行なってきた」と述べた。
第1フェーズの一部としてローズウッドホイアン、ニューワールドホイアナホテル&レジデンス、ホイアナホテル&スイート、そしてKHOSの4つのホテルを開発することに加えて、ホイアナのカジノには、ゲーミングテーブル140台、スロットマシン300台が設置される予定で、ウォルステンホルム氏はマカオやシンガポールで見られるようなスケールのカジノではない、「しかし、そこにしかないユニークさ、派手さだけではない当社のカジノにしかない特定のDNA、文化的DNAというものがあり、誰も体験したことがない何かを提供できる場所だ」と述べた。