先週のグラント・ボウイ氏のCEO退任を受け、パンジー・ホー氏は同席会長および常務取締役という新たな役職を引き受け、MGMチャイナでさらに大きな責任を担うことになると話す。
Inside Asian Gamingが確認したMGM従業員向けの書面による発表の中で、ホー氏は、同社の上級幹部陣への他の重要な変更についても説明しており、ヒューバート・ワン氏、ケネス・フェン氏そしてアントニオ・メナノ氏の全員が新たな役職を引き受ける。
以前MGMチャイナの財務部副社長兼CFOを務めていたワン氏は、社長兼事業開発、カジノ運営、ホスピタリティ、セキュリティ、およびデジタル&テクノロジーソリューション部門を管轄する最高執行責任者に就任する。
フェン氏は、財務、人事、ブランドマーケティング、内部監査・デザイン、開発・施設運営部門を監督する最高戦略・財務責任者兼社長の職を担い、メナノ氏の責務には監視およびセキュリティシステム部門などが加わる。
ホー氏は今週、、従業員に対して、「ヒューバート、ケネス、そしてアントニオは同席会長兼常務取締役である私の直属となる。今まで以上にここで過ごす時間を増やし、日常的に彼らと、そして皆さんの多くと共に働く予定だ」と述べた。
ホー氏は、新しい幹部体制が具体的にいつから動き出すかついては詳細は述べておらず、「入境制限が解除され次第すぐに回復できるよう準備する中で、そして2022年のゲーミングライセンス更新申請に向けて間もなく動き出す」とだけ述べた。
同氏は「チームとして共に挑み、自分たち自身を改革し続けることを目指していく。我々は、MGMチャイナをマカオゲーミングセクターのトップに、そして働きがいのある場所にするための努力を続ける」と述べた。