フォンタナ レジャー パークス&カジノは、敷地内に新型コロナウイルスに感染した疑いのある中国人用の違法仮設病院があるという報道に反論し、「言われているような違法営業に絶対に一切関わってもいないし、参加してもいない」と述べた。
フォンタナは先週火曜に閉鎖され、現地規制機関であるクラーク開発公社(CDC)の公共安全部門と行動を共にしていたフィリピン国家警察犯罪捜査隊と食品医薬品局が強制捜査に入った結果、2人の男が逮捕された。
「憂慮した市民」からの情報提供によって発見されたその違法病院は、敷地内のヴィラの外で開院していたと言われている。
しかしながら、Inside Asian Gamingに送られた文書の中で、フォンタナ・ディベロップメント・コーポレーションは、問題のヴィラは、クラーク・フリーポート・ゾーンに昔から本社を置くシダイケジ・テクノロジー・コーポレーション(Shidaikeji Technology Corporation)に「住居用ヴィラとしてずっと前に所有権が移されており、その独占管理下に置かれていた」と述べた。
同社は、その土地、またはシダイケジヴィラの運営に関してはどうすることもできないと主張したが、シダイケジから、そのヴィラは自社従業員のニーズに対応する目的にのみ使用されており、新型コロナウイルス感染症用のクリニックとしては使用されていないと説明を受けていたと付け加えた。報道によると逮捕された2人は、罪状無しで釈放された。
フォンタナはまた、IAGに対して、レジャーパーク内でおよそ1,300人の中国人違法労働者が逮捕された後の2016年12月に閉鎖されたが、PAGCORからの承認を得たことで昨年9月にカジノ営業を再開していたことも正式に認めた。
同カジノは現在、政府が義務付けているコミュニティ隔離措置に従って休業しており、フォンタナは政府の新型コロナ防止策に全面的に協力すると述べた。
同社は、「フォンタナは現在のところ一切営業を行なっておらず、コミュニティ隔離が解除された後にカジノ営業を再開する予定だった」と述べた。
フォンタナコンベンションセンターは現在、感染疑いのある患者(Patients Under Investigation:PUI)のための隔離・検疫施設として使用されている。