韓国の文化体育観光部(Ministry of Culture, Sports and Tourism)は、江原ランドに対して、マスゲーミングフロアが再開した際に、営業時間の延長とゲーミングテーブル増設の許可を与えることを通知した。
韓国で唯一国民のギャンブルが許可されている江原ランドは、新型コロナウイルス感染症によってほぼ3カ月間施設全体の営業を停止した後、5月8日にVIPフロアを再開した。同社はその際、2019年の1日あたりの平均カジノ売上を基にすると、休業中の合計損失額は、2,678億ウォン(約236億円)にのぼると予想していると述べていた。
火曜の韓国取引所への報告書の中で、江原ランドは、日々の営業時間を18時間から20時間に延長すること、そしてテーブル数を160台から180台に増やすことなどカジノ営業許可への変更を通知されていることを明らかにした。
同社は、「営業時間の変更と一般向けテーブル数の増加があったために、業務計画は別で教育部(Ministry of Education)と協議していく」と付け加えた。
ソウルから約150kmの江原道にある江原ランドは、政府が51%の株式を所有し、残りの49%が韓国取引所で取引されている。