MGMチャイナのCEO兼エグゼクティブディレクターのグラント・ボウイ氏が、2020年5月31日付でCEOの役職を辞任することを発表した。
香港証券取引所への報告書の中で、MGMチャイナはボウイ氏が「契約を延長しないことを決断し、個人の退職計画に合わせて早い時期の辞任を選んだ」と述べた。
しかしながら、同氏は今後決定される引き継ぎ期間中、エグゼクティブディレクターには留まる予定。ボウイ氏はまた、2022年12月31日まではアドバイザー役を続けていく。
IAGが得た情報によると、2006年にウィン・マカオをオープンさせ、その後2008年のMGMマカオの開業直後にMGMに加わったボウイ氏は、今回の決断が好評される前の月曜、MGMチャイナの全スタッフに対してEメールで辞任を伝えていた。
MGMは、ボウイ氏が、「取締役会、特にビル・ホーンバックル氏とパンシー・ホー氏、会社そしてMGMリゾーツに対して、この機会、そして何年にもわたるサポートへの感謝の意を表している。同氏はまた、MGMチャイナの全社員への感謝も述べており、チームがこれからも会社を素晴らしい場所へと引っぱって行くと確信している」と述べた。