IAGは、業界を再び結集させるための新しいオンラインイノベーション&ソリューションプラットフォームを開設することで、変化する世界のゲーミング業界の様相に対応している。
Inside Asian Gamingは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)がアジアゲーミング業界に突きつける課題に対応して、全く新しいオンラインイノベーション&ソリューションプラットフォーム「GAME」の立ち上げを発表した。
Gaming Asia Mega Experienceの頭文字を取った「GAME」は、我々がこれまで以上に協力し、画期的なアイデアを発展させる必要がある時に、業界を結集させようとする中で直面する困難を認識したことから生み出された。
このプラットフォームは、業界の大物による基調講演やプレゼンから、ワークショップ、話し合い、そしてパネルディスカッションまで様々なインタラクティブかつ魅力あるオンライン体験を提供する。
IAGのCEOであるアンドリュー・スコットが3月27日、熱い思いを込めたビデオスピーチで、業界に向けてメッセージを送った。以下はその全文。
「皆さんがいるアジアのどこか、または地球上のどこか今何時かは分かりませんが、おはようございます、こんにちは、もしくはこんばんは。今日はマカオにあるIAGのオフィスからお話させていただいております。
皆さん同様、私も新型コロナウイルスによって引き起こされた、次から次へと展開していく世界的危機を見守っています。この危機が始まったころ、新型ウイルスがこの業界に与える影響は比較的抑えられるかもしれないという希望をもっていました。残念ながらここ数週間で、これは世界的な公衆衛生上の大惨事であることが充分なほどに明らかになりました。
経済的にも、この大惨事はまさに深刻で、この業界にとって存続の危機といっても過言ではありません。持ち堪えられないような危機です。何か手を打たなければなりません。この業界への巨大な変化がやってきます。
今、呆然と立ちすくむこともできます。決断もせず、行動も起こさず固まったままでいることもできます。『過ぎ去るのを待つ』ために社員に休暇を与えることもできます。
それとも、何か行動を起こして、革新し、創造力を働かせて、戦略や解決策を提案することもできます。
ではなぜこの動画を作っているのか?なぜなら、同じ様に苦しむアジアゲーミング業界向けの中小企業サプライヤーとして、IAGは、私がここで説いてきたものをまさに実行しているのです。私たちは、真剣に頭を働かせ、ベストを尽くして革新を起こそうとしています。
そして思いつきました。通常のゲーミング業界見本市や会議は延期、または中止されたことには気づいていらっしゃるでしょう。しかし今、業界の経験豊富な人々が一堂に会し、話し合い、創造力を働かせて考え、アイデアを生み出すことが、かつてないほどに重要になっています。
だからIAGの我々のチームは、『GAME』と名付けたコンセプトを提案します。これはGaming Asia Mega Experienceの頭文字を取 ったものです。
GAMEとは何なのか?100%オンラインのビジネスイベント体験です。業界で働く人たち、事業者、サプライヤー、コンサルタント、弁護士、ゲーミングメディア、そして業界で働くプロたちだけを対象にしたものです。大企業は歓迎です。小規模企業も歓迎です。アジア全土の人々も歓迎します。そしてアジア以外の人々も歓迎です。
イベントに登録することで、家やオフィスなどの快適かつ安全な場所から、無料でオンラインの『GAME』に参加できます。インタラクティブかつ魅力的な体験です。会議のようでもあり、TEDの要素もあり、そしてワークショップやブレインストーミングセッションのようでもあります。GAMEセッションの中には、業界の大物による基調講演のようなものがあったり、スライドやチャートを使ったプレゼンのようなものがあったり、またはモデレーターと共に、区分けされた画面で3人から4人のスピーカーが参加するパネルセッションのようなものもあります。ほぼ全てのGAMEセッションにAMA、つまり『ask me anything(質問ある?)』のコーナーがあり、聴衆はスピーカーに質問することができます。また、チャットボックスも用意されており、見ている人は、GAMEセッション中に、司会者、スピーカ ーにチャットしたり、見ている人同士でチャットしたりすることができます。

15年間、IAGはこの業界に関するB2Bインフォメーションのためのプラットフォーム、またはフォーラムとなってきました。そしてGAMEも何ら変わりありません。2020年代にそこにある近代技術を使用して、単にデリバリーチャネルに革新をもたらしたのです。GAMEには、我々が気付けばそこに身を置いていたこの素晴らしい新世界のためのビジネスインサイトを詰め込んでいく予定です。
現在、我々には業界リーダーシップが必要です。困難な課題にクリエイティブかつ画期的なソリューションを提案するために業界最高レベルの、かつ最も聡明なアイデアを集結させる場所が必要です。突如として、話し合うべき多くの内容、話題が出てきました。
また、イベント業界にいるIAGのパートナー企業の皆様に対しては、当社がリードメディアパートナーを務めるイベント企業とは一切競合する意図はない事を言っておかなければなりません。事実、中にはIAGが独立してキュレーションを担当するGAMEセッションもありますが、我々はIAGがリードメディアパートナー契約を結ぶ各イベント企業を招待し、一部のGAMEセッションを共同で制作していく予定です。彼らがその招待を受け入れてくれることを願います。
GAMEに使用する技術プラットフォームに関しては、まだ調整を行なっており、来週にはその点に関して何か発表ができると思います。最初のイベントは、技術的理由から参加者を100人に限定する可能性が高いため、登録は早い者勝ちになりますが、もちろん近い将来にはるかに大きな観客規模になると予想しており、それに従って技術的なキャパシティを拡大させていきます。完璧を追い求めすぎて、良いことができないということにはしたくないと考えており、できる限り早く着手する予定です。
ですので今は、3つの行動をとっていただくようお願いします。
1つ目に、このアイデアを気に入り、関わりたいと思ってくださるのであれば、www.iaggame.comからサインアップをお願いします。無料です。I-A-G-G-A-M-Eドットコムです。ウェブサイトからサインアップしていただけましたら、当社のプロジェクトマネージャー、ビクトリア・マンから直接ご連絡させていただきます。
2つ目ですが、スピーカーを募集します。アジアゲーミング業界の一員で、人を惹き付ける革新的なまたはクリエイティブな本物のインサイトやソリューションを持っている、または何らかの形でそのソリューションに関わることができる方は是非連絡してください。
そして3つ目です。今、非常に厳しい時だというのは理解していますが、もしこのイベントにスポンサーとして関わり、自社のブランドを革新的な何かに結び付けたいというお考えの企業がありましたら、私、またはヴィクトリア、もしくは営業部長のジェーデソン・ホーに詳細をお尋ねください。
しかし、これは言わせてください…もしスポンサーが見つからなくても、それでもGAMEを運営するつもりです。なぜなら、我々は、これこそが、今業界が必要としているものだと考えており、そのソリューションの一翼を担いたいからです。
だから共に切り抜けましょう、革新しましょう。そして全てを変え、改善し、進化させましょう。我々が働く会社、そして我々自身のために。
最後までご覧いただきありがとうございます。是非iag-game.comから登録を行なっていただき、私たちと共にソリュ ーションの一翼を担いましょう」。