水曜、マカオ政府は韓国国内で新型コロナウィルスの新規感染者が相次いで確認されていることへの対応を強調し、韓国からマカオへの入国者全員に対して14日間の強制的な医学観察を義務付けた。
この最新の入国制限は、韓国からの観光客や非居住労働者だけでなく、マカオに戻ってきた住民で、過去14日以内に韓国での滞在歴がある人も対象となる。これは月曜に韓国からの入国に対して少し緩めとなる6~8時間の医学検査および観察期間を実施していた当局による迅速な調整を意味している。
症状のない観光客は、14日間の医学観察のためにポサダ マリーナ インファンテ ホテルへと送られ、5,600マカオ・パタカ(約77,025万円)の料金は自己負担となる。観光客は代わりに、マカオに入国しないことを選択することができる。しかしながら、韓国で感染が広がっている地域として知られているいずれかの場所を訪れた観光客は、より厳しい医学観察を行う隔離病棟へと送られる。
マカオ政府によると、少なくとも韓国からの観光客5人がすでに新しい条件への協力を拒否し、代わりに中国大陸へと戻ったという。
韓国での感染者数は水曜、1,260人に達し、一日に100人以上の新規感染が確認されている。
これは、感染者数が10人から増えていないマカオとは全く逆の状況となっている。10人のうちの7人は武漢から来た人ですでに全快し、退院している。
先週木曜のカジノの「ソフトオープン」に続いて、マカオでは新型ウィルスの感染拡大が制御できているために、政府部門の公共サービスや飲食および小売分野の様々な現地ビジネスが今週徐々に営業を再開し始めている。
しかしながら、パブ、バー、カラオケ、ナイトクラブそしてジムなどの多くの娯楽施設にはまだ営業再開の許可が出されておらず、衛生局は継続してリスクを評価し、大勢の集まりを避けるためのガイドラインを準備すると述べた。