サンズ・チャイナが、チーフ・オブ・スタッフのグラント・チャム(Grant Chum)氏をアルフレッド・ウォン博士の後任として最高執行責任者に任命したことで、経営陣内でのトップ交代を示唆している。
ウォン博士は社長職には留まり、チャム氏は即時発効で日々の業務の責任を担う予定だとサンズ・チャイナは述べた。チャム氏はまた、多数の同社子会社の取締役に留まる。

金曜の報告書によると、ウォン博士は変更後の役割の中で、全体的なリーダーシップを提供し、主にマカオとグレーターベイエリアでの長期的なゴールと戦略目標に集中する。67歳のウォン博士は2015年11月にサンズ・チャイナに入社して以来社長兼COOの役職を務めてきた。
同社はまた、2017年1月から法務部シニア・バイス・プレジデント兼会社秘書役を務めてきたディラン・ウィリアム氏を法務責任者に任命したことも発表した。