マカオ当局と統合型リゾート事業者は、中国大陸からの新型コロナウィルス拡散防止で様々な対策を取り続ける中、月曜、閉鎖となる多くの施設やイベントの一覧を公表した。
武漢出身の67歳の女性が日曜に発熱した後で、マカオ政府衛生局が7例目の感染を確認したために、政府は正式に中止となったイベントやパフォーマンス一覧を発表した。中止が決まっているのはマカオのフィッシャーマンズワーフで行われる龍と獅子の伝統的なパレート、サンズ・チャイナによる春節を祝う式典、ザ・パリジャンで行われるトニー・ジャン氏による「Mind Hacker」、ザ・ベネチアンでの香港の人気バンド「ザ・ウィナーズ(温拿楽隊)」の公演、メルコの常設ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」、シティー オブ ドリームスでの「Leon Metro Live 2.0」コンサート、そしてギャラクシー・マカオでの「MOVE 生きものになれる展」など。
政府はまた、UAギャラクシーシネマズ、マカオタワーシネマ、戀愛・電影館(Cinemateca Paixão)、澳門大會堂(Cineteatro Macau)、そして永樂戯院(Cinema Alegria)などの様々な人気施設の閉鎖も発表した。
月曜夜、メルコリゾーツ&エンターテインメントは、今後通知があるまで必須ではない全ての出張を延期していることを発表し、地元当局と緊密に連絡を取り合っていること、そして導入される具体的な予防策への政府のガイドラインに従っていると付け加えた。
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターとLeon Metro Live 2.0コンサートの延期に加えて、メルコはシティー オブ ドリームスのキッズシティとスタジオシティのワーナー・ブラザーズ・ファン・ゾーンも一時的に休止していると述べた。
ローレンス・ホー会長兼CEOは、「ゲストと社員の健康と安全は、常に我々にとっての最優先事項だ。メルコは、当社施設を訪れる人や社員全員を守るための厳重な業務上の手順を実施している。 現在のような困難な時期に、我々は継続してマカオ政府と緊密な連携を取り、施設全体で厳しい予防策を採用していく」と述べた。