フィリピンの統合型リゾート、オカダ・マニラは12月、過去最高の来場者数と売上高を記録し、19年度のゲーミング粗収益を397.9億比ペソ(約862億円)へと押し上げた。2018年比で46.2%の増加となる。
水曜の発表の中で、親会社のユニバーサルエンターテインメントは、オカダ・マニラを運営するタイガーリゾート&エンターテイメント(TRLEI)が12月に、前年同月比76%増となる46.3億比ペソ(約100億円)のGGRを計上し、調整後EBITDAは同127%増の10.4億比ペソ(約22.5億円)だったことを明かした。オカダ・マニラが全面開業に向けてパワーアップし続ける中、両方が過去最高の月間値を記録した。
プラス成長は全セグメントで見られ、12月のVIPローリングチップ取扱高は62.2%増の658.3億比ペソ(約1,426億円)、そして4.15%という非常に高い勝率によって売上高は27.3億比ペソ(約59億円)にのぼった。
マステーブル取扱高は6.3%増の17.7億比ペソ(約38億円)で、売上高は9.64億比ペソ(約21億円)。ゲーミングマシン取扱高は27.1%増の163.8億比ペソ(約355億円)、売上高は9.34億比ペソ(約20億円)となった。
12月のオカダ・マニラへの来場者数は644,943人となり、2019年に同施設を訪れた人の合計数は600万人をわずかに超えた。2018年は約480万人だった。