マレーシアのゲーミング機サプライヤー、RGBがフィリピンのランドベースゲーミング業界の驚異的な成長物語の中でその役割を果たしている。
拠点はマレーシアだが、アジア全土に手を広げているゲーミングマシン販売会社のRGBインターナショナルは、過去5年間、フィリピン市場の爆発的な成長物語を最前列で楽しんでいる。
90年代にマニラに初めて足を踏み入れたRGBは、今やフィリピンを最も安定した年間収入を貢献してくれる国として評価しており、マシン売り上げは年間約900台、そしてさらに3,000台がフィリピン全土にある30以上の施設でリースされている。
RGBは、マニラの統合型リゾートから、PAGCORが運営するクラブやカジノ、クラークで台頭する新興国成長企業まで、50以上の施設にサービスを提供しており、現場で働くスタッフは150人を超える。
RGBの最高執行責任者、ダトゥク・スティーブン・リム氏はこう説明する。「フィリピンはアジアで最もダイナミックな国の1つで、経済、特にゲーミング産業の高い伸びに支えられている。そして人口は1億人を超えている。
フィリピンのゲーミング産業はまた、アジアの重要なカジノ観光地として台頭してきており、もう5年以上も当社の収入に最も大きく貢献した国の1つになっている」。
リム氏は、その間のフィリピンでのゲーミング成長の最も注目すべき例として、過去3年間、年間GGRが毎年15%から20%の間のプラス成長となったクラークを挙げた。
RGBは、クラーク・フリーポートゾーンにある最も有名なカジノの多くのゲーミングフロアに全てのスロットマシンを供給した。
そのマシンの大半を、RGBのメインパートナー2社であるサイエンティフィック・ゲームズとアリストクラートが提供した。とは言え同社はEveri、IGT、SuzoHapp、カルタムンディ、DRゲーミングテクノロジー、アメリカン・ゲーミング・システムそしてKLサベリの製品も販売している。
リム氏は、「今年当社が導入した新ブランドを含む上記全ての製品があることで、当社の製品ポートフォリオに多様性が加わり、顧客により良いサービスを届けるための備えをさせてくれる」と説明し、SGのJin Ji Bao XiやDuo Fu Duo Cai、またはアリストクラートのMighty CashやGold Stacks 88といったリンクが現在フィリピンで特に人気があることが証明されていると付け加えた。
同氏は、さらに重要なことに、フィリピンの成長物語は完結までまだ長い道のりがあると言う。
「フィリピンの市場の多く、特にマニラの外にある大都市の市場が未開発のままだと考えている。そのためこれが事業拡大にむけて当社に多くのチャンスを与えてくれる。
地域型プレイヤーとして、RGBはそのように様々な世界的に有名なゲーミング機器を提供できるおかげで、この拡大のチャンスをつかむ好位置につけている」とリム氏は続ける。まさにアジア全土で営業するRGBのバラエティに富んだサービスには、電子ゲーミング機・装置の宣伝販売、マシンコンセッション/リーシングプログラムおよび技術サポート管理、そして予防保全、機械のターンキー方式での設置を含むエンジニアサービスなどが含まれている。