フィリピンのゲーミングおよびホスピタリティ子会社のPHリゾーツ・グループ・ホールディングスが親会社であるコングロマリットのウデンナ・コーポレーションから4,250万米ドル(約46億542万円)の前金を受け取り、セブで現在建設が進む3.41億米ドルのエメラルドベイ・リゾート・アンド・カジノの資金として使用される。
セブのIRとクラークの別のIRの開発を監督するために2018年半ばに設立されたPHリゾーツ・グループ・ホールディングスは、金曜の発表の中でウデンナが100%所有する別の子会社、エメラルド・ディベロップメント・ホールディングスから前金を受け取ったと述べた。
PHリゾーツのレイムンド・マーティン M・エスカロナ社長兼CEOは、「この前金はエメラルドベイ・リゾート・アンド・カジノの完成実現にむけた重要な一歩を意味する。メトロ・マニラのエンターテインメントシティ以外で初となるフィリピンの統合型リゾートを完成できることを非常に楽しみにしている」と述べた。
比ゲーミング規制当局のPAGCORはマニラ以外で国内初となる民営統合型リゾートの建設・運営のために2017年5月にウデンナに暫定ライセンスを付与し、同年12月に起工された。
カジノ建築で有名なポール・スティールマン設計のこのカジノは、外国人とフィリピン人の両方のプレイヤー、特に中国人と韓国人をターゲットにしていると同社は述べている。