サンシティー・グループは2019年6月30日までの6か月間の業績下方修正を発表しており、親会社株主に帰属する損失の計上を予想していると述べた。しかしながら同社は、損失は2018年同期間に計上した16.5億元(約248.79億円)の損失と比べて、損失は15%から25%縮小したと予想している。
香港証券取引所への報告書の中で、サンシティ―は、この損失縮小はデリバティブ商品の時価の変化に関連した約4.99億元の損失減少によるものであり、主にグループの施設売却による収益の大幅減に起因して約1.25億元となった粗利益での減少、そしてグループの投資物件の時価の変化に関連して約5,700万元となった損失の増加によって一部相殺されたと述べた。
サンシティ―の上場会社にはグループの不動産、旅行そしてカジノ運営事業が含まれるが、ジャンケット事業は含まれない。