カンボジアのシアヌークビルにある建設現場で建物が崩壊し、少なくとも18名が死亡、数十名が負傷または行方不明となっていると伝えられている。
報道によると、土曜早朝に崩壊した時点で7階建てのビルの8割が完成しており、現場で寝ていた作業員たちの上に崩れ落ちたという。
開発の目的について正確な情報は発表されていない一方で、当局は週末その建物が中国人の所有であることを明かした。シアヌークビルではここ数年中国人による開発の波が押し寄せており、特にカジノやホテルの建設が盛んに行われていた。
事故に関連して、中国人のビル所有者、建設会社社長そして請負業者のトップを含む4人が逮捕されたと伝えられている。カンボジア人の地主は尋問のために拘束されている。
土曜の最初の報道では、3名が死亡し、数十人が生き埋めになっていると伝えられていたが、犠牲者の数は週末にかけて増え続け、Oar Saroeun広報官はロイター通信に対して「鉄骨構造がその場に倒壊した。あえて動かしていない。今は待機して中に生存者がいないかに耳をすませることしかできない。さらに崩壊することを恐れている。我々は夜を徹して鉄骨を取り除く予定をしている」と述べた。