マカオのコンセッション保有者、ソシエダーデ・デ・ジョゴス・デ. ・マカオ(SJM)と中国免税品集団(China Duty Free Group Co., Ltd:CDFG)が、グランド・リスボア・パレスにCDFGのマカオ旗艦店を開くための法的拘束力のある契約に署名した。グランド・リスボア・パレスは、2020年初頭開業予定のコタイにあるSJMの統合型リゾート。
拘束力のあるこの契約は、2社が初めて基本合意書を交わしてから7か月後に署名された。グランド・リスボア店は、小売モールの1階にある約7,500平米のスペースに作られる予定で、CDFGは、「この店舗が提供するのは多種多様な香水、化粧品、時計、宝石、衣料品、靴およびアクセサリー、食品、旅行用品などであり、多くの世界的高級ブランドが集まる」と述べた。
SJMのデイジー・ホー会長は、「CDFGがマカオの旗艦店を当社のグランド・リスボア・パレスに持ってきてくれることを大変うれしく思う。SJMとCDFG両社の強固なブランド・アイデンティティを基礎にしたこの免税店は、顧客に最高品質の商品とサービスを届けるという我々共通のコミットメントを反映するものになるだろう。CDFGの店舗は、当リゾートの小売取り扱い商品を豊かに拡大させ、同時に全ての訪問客にとってマカオのショッピング体験をさらに上のレベルへと引き上げてくれるだろう」と述べた