元鉱業会社のアジアベスト・グループ・インターナショナル(ABG)の買収が終わりわずか2日間後、タイガーリゾートアジア(TRA)が新しく11名の役員を任命した。
届出ではABGの取締役及び役員10名が辞任し、替わりとしてTRAから11名が任命された。
その中には、TRA及びユニバーサルエンターテインメントの元会長岡田和生氏の別居の妻、岡田幸子氏(英語通称「タカコ」)が含まれている。岡田和生氏は会社に対しての不正を主張され、昨年追放された。岡田夫人はTRA及びユニバーサルの取締役やフィリピンにある「オカダ・マニラ」の事業を担当する子会社タイガーリゾートレジャー&エンターテインメントインク(TRLEI)のチーフ・リレーション・オフィサー(CRO)である。
その他、TRLEI社長杉山健児氏、TRLEI経理副会長フジメマサミツ氏、と現在TRLEI役員である竹内東司氏、マニュエル・M・ラザロ氏、大矢 隆司氏も新しいAGBの取締役会に任命された。
株式会社ユニバーサルエンターテインメント最高執行責任者(COO)徳田一氏もAGBの新しい過半数株式保有者となる。
4日にTRAがAGBの株を66.6%取得し、フィリピンの証券取引所の裏口上場を目指していると公表した。