オーストラリアのスター・エンターテインメント・グループが、ブリズベンで開発中の36億豪ドル(約2,500億円)のクイーンズ・ワーフ(QWB)の完成に向けて16億豪ドルの資金(QWB資金)を確保した。
この資金提供のための条件は、新型コロナウイルスの世界的流行がオーストラリアに上陸する前に合意されたものであるものの、スターは金曜の報告書の中で、以前に合意した条件でQWB資金のための融資枠契約に署名したことを正式に発表した。
前提条件が2020年6月に満たされる見込みであるため、スターは来月、1度目の引き出しを行い、2021年初めに始まる建設資金のために、その後さらに大きな額の引き出しが行われる予定。
同社は、「QWB資金の提供期間は5.5年間で、再融資が必要になる前におよそ3年間の営業履歴を与えてくれると見込んでいる。そしてこれはパートナー企業の株式持分(ザ・スターへの50％）に比例したリコースローンとなる」と述べた。
クイーンズ・ワーフ・ブリスベンはスター・エンターテイメント・グループが50％、そして香港を拠点とする提携企業のチョウ・タイ・フックとファー・イースト・コンソーシアムがそれぞれ25％ずつ出資している。
