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輝くサンシティ

ベン・ブラシュク 文責 ベン・ブラシュク
2020年 4月 14 火曜日 19:02
Alvin Chau portrait by Eduardo Martins
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単なるVIPサービスのプロバイダーの域を超えたサンシティグループは、広範囲に及ぶエンターテイメントおよび高級サービスでの豊かな経験が、日本でのIR開発ライセンス獲得で競争優位性を与えてくれると願っている。

和歌山県は3月末、正式に事業者公募手続きを開始した。その和歌山に関心を示す企業の中でも特にユニークな会社が、アジアの有名VIPサービスプロバイダー、サンシティグループだ。

日本法人のサンシティ グループ ホールディングス ジャパンを通じて日本で活動するサンシティの和歌山での取り組みは、バラエティ豊かなエンターテイメントサービスでの豊富な経験を中心に展開する予定で、日本初のIRが提供を期待されているものに自然に合致する。

サンシティはアジアで最も有力なVIPエンターテイメントサービス複合企業として名を知られており、マカオでのマーケットシェアは50%以上、そしてフィリピン、カンボジア、韓国、ベトナム、といったアジア太平洋地域にあるほとんどのゲーミング市場で事業展開している。サンシティは、この地域で合計28のVIPクラブを運営しており、その中には世界で初めてSGSサービス品質認証の「7つ星カジノVIPクラブ」認定を受けた、スターワールド・マカオにあるVIPクラブが含まれている。

サンシティグループは和歌山でのIR開発を目指している

アルビン・チャウ会長率いるサンシティが、独自のカジノ運営に足を踏み入れたのはつい最近のことではあるものの、その転身は素早くかつ幅広い。同社はIAGに対して、目標は「世界展開とハイエンドの多角的エンターテイメントサービスを追求する」ことであると話し、「我々は、グループを、顧客志向のブランドとともに、世界レベルの企業、業界のトップリーダーにしていくこと、そして高度に効率的な経営と優れたCSR(企業の社会的責任)を持つ価値創造企業にしていくという強い決意を持っている」と語った。

サンシティは2021年、ベトナムに初の全てを備えた統合型リゾ ート「ホイアナ」をオープンする。これは、2030年ごろに完成予定で、はるかに大きな規模となる40億米ドルのプロジェクトの第1フ ェーズである。

サンシティはまた昨年初めに、ロシアのウラジオストクにあるカジノリゾート、ティグレ・デ・クリスタルを所有・運営するサミット・アセント・ホールディングスの単独筆頭株主にもなっており、すでにその第2フェーズ拡張計画に着手している。

そしてマニラでは昨年、エンターテインメント・シティ地区に位置するウェストサイドシティ・リゾートワールドと呼ばれる広大な31ヘクタールのプロジェクトの一環として、7億米ドルのホテルおよびカジノを開発・運営するために、2社のフィリピン企業と多層的契約を交わした。

しかしながら、サンシティを他のライバルたちから際立たせているのはその他のサービスであり、同社は明らかに日本のIRレースにおける競争優位性として見ているそれらサービスを活かそうとするだろう。

その他のサービスを提供する多くの子会社および関連会社の中に、映画製作、ライブコンサートツアーそしてイベント運営を専門とするエンターテイメント企業のサン・エンターテイメント・カルチャー・リミテッドがある。

サンシティはマカオ、そしてアジア全土に多数の飲食店を所有している

2011年創業のサン・エンターテイメント・カルチャーは創業以来、積極的に投資を行い65本以上の映画作品を製作してきた。代表作の中には高い評価を受けた『レクイエム~最後の銃弾』や『狼たちの処刑台』、そして2015年のSFアクション映画『ダイバージェントNEO』などがある。 2020年の計画の一環としてサン・エンターテイメントは、国内および世界の人気パフォーマーのコンサートツア ーに焦点を当て、東南アジア全土へとさらに拡大していくことを目指している。

日本では、サンシティのエンターテイメント関連会社は「日本の多様なエンターテイメント市場および関連業界に進出する」意志を強調している。

同社はIAGに対して、「コンサートに加えて、優先度の高い投資目標には、ブロードウェイや海外の舞台製作や大規模展覧会などが含まれており、さらに大きな経済的利益を生み出すことを期待するとともに、日本の舞台芸術業界にに新しい刺激を与えることを狙いにしている」と話した。

サンシティのエンターテイメントへのフォーカスを補完するのが、アジア全土でバラエティに富んだレストランを運営する飲食子会社のサン・フード・アンド・ビバレッジ・グループ・リミテッドだ。サン・フード・アンド・ビバレッジ・グループは現在、マカオで9軒のレストランを運営しており、中でもAIAタワーの最上階にある「SKY21」が注目を集めている。そして、すでに中国本土の成都市、重慶市には、ベトナム料理を提供する新しいレストランを8軒建てている。その考え方は、サンシティグループのベトナムのリゾート、ホイアナと合わせるということだ。同社はホイアナにバラエティに富んだ四川料理レストランをオープンする予定をしており、2つの文化が美味しい料理を通じて一つになる。

それら2つの場所、そして他の場所との移動が、もう一つのグル ープ子会社、サン・トラベルのおかげでさらに楽になるかもしれない。この旅行会社は最近、様々な地域でのサンシティの認知度と地の利を活かして国際観光の総合サービスプラットフォームになるために「サン・トリップ」という新しいモバイルアプリをスタートさせた。サン・トラベルはゲストに向けて、世界中の観光地や体験へのオーダーメイド旅行を提供している。

サンシティは、同社が事業展開している地元コミュニティをしっかりと支援したいと述べており、例としてマカオの多くのスポーツ、エンターテイメントおよびCSRの取り組みへの幅広い関与を挙げている。

同グループは、毎年11月に開催されるマカオグランプリのサポ ーターを6年連続務め、またマカオ国際映画祭、アジア・フィルム・アワード、ミス・マカオそして年に一度の春節パレードなども支援している。

最近では、その慈善活動に新型コロナウイルスの大流行の間のマカオおよび武漢の地域社会の支援も含まれるようになっており、具体的には武漢の病院が緊急に必要な医療物資を購入するために湖北省に4億円以上を寄付し、湖北省の最前線で働く医療従事者に59,700枚のN95マスクを寄付、そして同社の従業員およびその家族には40万枚のマスクを提供した。

同社は「積極的に企業の社会的責任を果たすサンシティグループは、調和のとれた温かい社会の発展に貢献することを目指しており、ボランティア活動への参加においては努力を惜しまない」と述べた。

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ベン・ブラシュク

ベン・ブラシュク

ベン・ブラシュクは以前オーストラリアのシドニーでスポーツジャーナリストをしており、2016年初頭からはInside Asian Gamingで編集長を務めている。IAGの全ての記事への重要な貢献者であるだけでなく、2017年4月のIAG Breakfast Briefingの展開・立ち上げ、そして監督においてリーダー的役割を務めた。

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