コナミ・ゲーミングが、ゲンティンのリゾートワールド・ラスベガス(RWLV)のゲーミングシステム独占管理パートナーに指名され、同社のSYNKROSシステムが43億米ドル(約4,720億円)のリゾートでゲーミング業務を管理・最適化していく。
SYNKROSは、RWLVにパワフルなマーケティング、通信および追跡ツールを与える。これらツールは個々にカスタマイズされたインセンティブを通じてプレイヤーエンゲージメントを高め、詳細なレポートと視覚的な分析を通じてリアルタイムでカジノパフォーマンスを評価・最適化し、経理、スロット及びテーブル業務を管理するために設計されていると同社は説明した。
同社は、1万㎡を超えるカジノフロア全体に、SYNKROを通じて利用できるツール一式を統合させるのはラスベガス・ストリップでRWLVが初めてだと付け加えた。RWLVとコナミはまた、市場初のテクノロジーを含む多数のマーケティングソリューションを施設に導入し、同時にキャッシュレスでの賭け、モバイルアカウント管理、ロイヤリティおよびボーナス賞などの重要なサービスを通じてプレイヤー体験を強化するために提携していく。
リゾートワールド・ラスベガスのスコット・シベラ社長は、「ラスベガスでのホスピタリティ体験を改革することは、当社のサービス手段を強化し、ゲーミングを含むリゾートワールド・ラスベガスでの体験の全てのタッチポイントを通じてカスタマーエンゲージメントを高めることを意味する。
コナミとのこのパートナーシップとSYNKROSの導入を通じて、我々はリアルタイムでプレイヤーとつながり、ラスベガス・ストリップで最新かつ個々にカスタムされたゲーミング体験を提供する能力を手にすることになる」と述べた。
RWLVは2021年中頃に開業予定。