最新版となるミシュランガイド香港・マカオ版2020では、2店のレストランで分け合う形で3つの星が新たに加わり、火曜にシティー オブ ドリームスのグランドハイアットで華やかな授賞式が行われた。
今年のミシュランガイドに新たに追加された注目のレストランはウィン・パレスの川江月(Sichuan Moon)で、初掲載で2つ星を獲得した。ウィン・マカオの永利軒(Wing Lei)も、星を1つ加えて、川江月と並ぶ2つ星となった。
マカオでは合計20店のレストランがミシュランガイド香港・マカオ版2020で星を獲得した。三ツ星を獲得したのは、グランド・リスボア内にある『ロブション・オ・ドーム』と『The 8』、そしてシティー オブ ドリームスの『ジェード・ドラゴン』の3店。
プレゼンターを務めたミシュランガイド国際責任者のグウェンダル・プレネック氏は、マカオと香港は「それぞれとても独特のアイデンティティを持っているが、美味しい食事が多く提供されているという点では非常によく似ている。」と語った。マカオは、「伝統とモダンの間で完璧にバランスが取れた美食体験がある」場所の良い例だと説明した。
マカオの2つ星レストランは他に、モーフィアスの『アラン・デュカス』、スターワールドの『風味居(Feng Wei Ju)』、ウィン・マカオのアンコールホテルにある『ゴールデンフラワー』、ウィン・マカオの『泓(ミズミ)』などがあった。
1つ星を獲得したレストランは、『帝皇樓(king)』、ギャラクシーのリッツ・カールトンの『麗軒(Lai Heen)』、ギャラクシーの『8 1/2 Otto e Mezzo– Bombana』、スタジオシティの『パールドラゴン』、シティー オブ ドリームスの『シンジ・バイ・カネサカ』、ザ・ベネチアンの『ゴールデン・ピーコック』、グランド・リスボアの『ザ・キッチン』、リスボアホテルの『ティムズ・キッチン』、アルティラの『帝影樓(Ying)』そしてフォーシーズンズの『紫逸軒(Zi Yat Heen)』。
メルコリゾーツ&エンターテイメントは、マカオで最多となる6店の代表的ミシュランレストランを持ち、星の数も合計10で、マカオ最多となっている。