マレーシアのゲンティン・バーハッドが、米金融コミュニティでの認知度を向上させるために米証券取引委員会(SEC)を通じてさらに4,000万株の普通株を発行する予定をしている。
ゲンティンは金曜、ADRプログラムの下で800万株の米国預託証券(ADR)株式を取引するための承認をSECから与えられたことを明かした。これは同社の発行済み株式数の1.04%に当たる。ADR株式1株はゲンティン株5株に相当する。
報告書の中でゲンティンは、ADRブログラムによって「米金融コミュニティでの認知度を高めることができ、ゲンティンの株主ベースを広げ、ゲンティン株式のためのマーケットを拡大させることができる」と述べた。
ゲンティン・バーハッドは、シンガポールのリゾーツ ワールド セントーサを運営するゲンティンシンガポールと、クアラルンプール近郊にあるリゾーツ ワールド ゲンティンおよび同社の米国施設の大半を所有するゲンティン・マレーシアの親会社。同社は、現在ラスベガス・ストリップの北端に40億米ドル(約4,326億円)をかけて開発中のリゾート・ワールド・ラスベガスを直接所有している。