ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は木曜、マカオトップの2つのIR、ギャラクシー・マカオとスターワールドのアップグレードに追加で15億香港ドル(約212億円)を投資することを明かした。
このニュースは、グループ全体の純収益が14%増の552億香港ドル、そして調整後EBITDAが19%増の169億香港ドルとなった2018年度および第4四半期決算短信の中で伝えられた。
この投資では、VIPルームの改装などギャラクシー・マカオとスターワールドの古くなった一部施設の大幅な充実などが行われる予定で、GEGは作業がすでに開始されていることを明かした。
同社はこの計画が「魅力を高めるだけでなく、将来的にフェーズ3と4を効果的に統合し接続していくための準備作業も含んでいる」と付け加えた。フェーズ3および4には、4500室のホテル客室、400,000ft²のMICEスペース、16,000席を有する500,000ft²の多目的アリーナ、F&B、小売店舗そして新しいゲーミング施設の追加が予定されている。
GEGは、フェーズ3のオープンを2020年後半から開始する予定であると述べた。
GEGが横琴で計画している開発に関して新たな情報は提供されなかったが、短期間の進歩があった可能性は低いと考えられ、副会長であるフランシス・ルイ氏はInside Asian Gamingに対して、「今の移民政策は、我々の顧客がマカオから横琴に行くと、ビザがないために戻ってこれないようになっている。これは、横琴が今後さらにマカオと統合していく前に実施されるべき国家政策だ。
横琴に建設を予定しているものが、現在我々がマカオに持っているものを確実に補完できるよう、計画を進めていきたい。その間、政策が導入されるのを待ちたい」と語った。