社長兼最高執行責任者
MGMチャイナ
パワースコア: 620
昨年の順位: 注目の顔ぶれ
評価理由
- MGMチャイナで10年のベテラン
- ザ・ベネチアン・マカオおよびマリーナベイ・サンズのプレオープンチームの一員
MGMチャイナで10年を迎えるヒューバート・ワン氏は、グラント・ボウイ氏がCEOを辞任した後に、恩賞として社長兼最高執行責任者に昇進させられた。
以前MGMチャイナの財務部副社長兼CFOを務めていたパンジー・ホー氏の直属部下であるワン氏は、事業開発、カジノ運営、ホスピタリティ、セキュリティ、およびデジタル&テクノロジーソリューション部門を管轄している。
ワン氏が同社のゲーミング事業に対してこのような大きな責任を負うことは当然だ。MGMへ入社する前には、一時期アメリカに居り、ラスベガス・サンズ(LVS)やシーザーズ・エンターテインメント、ペン・ナショナルで様々な物件運営とコーポレート・ファイナンスの役割として勤めた。当時のハラーズ(現シーザーズ)に勤めていた時はリバーボートの開発計画、ファイナンス、M&Aに関与していた。
LVSに入ってからはアジアに戻り、2007年に開業したザ・ベネチアン・マカオと2010年に開業したシンガポールのマリーナベイ・サンズ、両方のプレオープンチームに参加していた。2011年にMGMチャイナに入社した。
ワン氏は上海交通大学で二つの学士号(工業経営と英語)を取得した後、メンフィス大学でMBAを取得した。