最高戦略・財務責任者兼社長
MGMチャイナ
パワースコア: 570
昨年の順位: 注目の顔ぶれ
評価理由
- パンジー・ホー氏の直属の部下である3人の役員の1人
- MGMの高級ホテル管理プラットフォームである釣魚台国賓館の展開に関与
15年以上、MGMのグローバルリーダーシップチームの一員であるケネス・フェン氏は昨年6月に、グラント・ボウイCEOの退職に次いで最高戦略・財務責任者兼社長に任務された。
MGMチャイナ共同会長兼代表取締役パンジー・ホー氏の直属の部下である3人の社長の1人であり、職務は、会社の財務部、人事部、ブランドマーケテ ィング部、社内監査部、デザイン開発部、物件運営部を監督すること。それに、米国にあるMGMリゾーツとMGMチャイナ、両方に関わっているという特性がある。
言うまでもなく、同社の内部をフェン氏ほど深く理解している人が少ないだろう。
中国の南開大学を卒業して理学士、米国コロンビア大学の大学院を卒業して理学修士を取得してから、2007年に国際事業の副社長に就任、2009年にMGMリゾーツ・インターナショナルの上席副社長に就任されて、2018年からMGMチャイナの取締役会に勤めてきている。
フェン氏はMGMマカオの開発やMGMリゾーツ・インターナショナルと外国の元首などを迎える宿泊設備として利用する釣魚台国賓館の合弁事業、「釣魚台MGMホスピタリティ・リミテッド」の設立交渉に密接に関与した。今日に至るまでMGMチャイナと釣魚台MGMホスピタリティ両者の戦略や開発、事業の運用に積極的に関わっている。