10月19日に珠海市が国境制限を解除した後、マカオの訪問者数は急速に回復し、10月20日〜28日までの9日間で1日あたりの平均訪問者数が2.5万人を上回った。
マカオ政府観光局が発表した情報によると、10月26日には2.8万人以上がマカオに入国し、これが国境再開以降の1日あたりの訪問者数の最多記録となった。
MGTOは、さまざまなプロモーション構想を推し進めながら、「WeChat（微信支付）、Weibo（微博・ウェイボー）、Xiaohongshu（小紅書）、Douyin（抖音・ドウイン）」などのさまざまなソーシャルメディアを利用して、中国本土の市民の間で安全で質の高い旅行先としてマカオにスポットライトを当てるために、一連のマーケティングキャンペーンをすぐに開始したと述べた。
「安定しつつある感染状況とプロモーション活動が徐々に成果を上げているため、マカオの訪問者数はここ数日間で着実に回復し、10月26日には最多の1日訪問者数となる2万8,299人を記録した」。
また、中国本土の市民が上記のソーシャルメディア媒体で「マカオを訪問することに大きな関心を示している」と付け加えた。
マカオが政府指定隔離検疫用ホテルで働く数人の警備員が新型コロナ検査で陽性だったと報告した後、珠海市は9月26日にマカオから入境する個人に対し14日間の強制検疫措置を課していた。同措置は、建設作業員の感染が発覚した後、10月のゴールデンウィーク期間全体を含め数回に渡って延長された。その結果、珠海市－マカオの国境は事実上3週間以上閉鎖となり、その後10月19日に制限が解除となった。
マカオ特別行政区政府は先週、感染状況が抑えられていることから、11月19日〜21日の週末に予定されている6レースで毎年恒例のマカオグランプリが今月開催されることを発表した。
