ランドベーススロットマシン製造最大手のサイエンティフィック・ゲームズとI G T、そしてオンラインゲームデザイン業界トップのプラグマティックプレイに、アジア市場に響く画期的なゲームのデザインに関して詳しく話を聞いた。
1 アジアのプレイヤーにはどのようなテーマが最も人気がありますか?
突出しているのは中国の富をテーマにしたものです。中国の富というものを考えたとき、長寿、繁栄、財産、大金、そしてそれに伴うの硬貨、紅包(赤いお年玉袋)、爆竹、亀といった図柄が思い浮かびます。ですので、心に響くこれら主要要素のいくつかが、『88 Fortunes』や『5 Treasures』、より最近では『Jin Ji Bao Xi』などのSGゲームの中で見られます。コウモリというのは、プレイヤーにとって特に大きな幸運を意味しますが、私たちがコウモリを大きなポット(鉢)に組み込んだ方法というのは、実際にコウモリがリールから飛び出してポットの中に入っていくというもので、プレイヤーは親しみを感じます。要素を再イメージして、新たな方法でプレイヤーに紹介することは非常に楽しいことです。
アジアのプレイヤーが「アジア」テーマを好むことは周知の事実です。というのも、それらは「よりラッキー」な感じがします。また、よりボラティリティの高いゲームが好まれる傾向にあります。ですのでIGTは、ゲームをカスタマイズして、確実にアジアのプレイヤーに「訴えかける」ものにしています。当社の人気のリンク型ゲーム『Ying Cai Shen』はこれの最たる例です。IGTの北京およびオーストラリアスタジオで作られた当社の最新ゲームは、プレイヤーの興奮と期待を生み出し、地元プレイヤーに焦点を合わせるという当社の姿勢をしっかりと表しています。
アジア市場全体で、富や繁栄を示す伝統的な東洋のシンボリズムが継続して色あせることのないスロットテーマです。より上の世代のスロットプレイヤーは、 『5 Lions Megaways 』の狛犬のような馴染みのあるイメージに共感し続けており、その結果昨年アジア市場でプラグマティックプレイが発売した中で最高の商品の1つになりました。
ここで注目したいのが、アジア市場は東洋のアイコンやテーマばかりではないということです。当社は多くの近代的なテーマでもけん引力を増してきており、キャンディーやジェム、スイ ーツの携帯ゲームが広く人気を獲得した後に特に抽象的なポ ップカルチャーをベースにした携帯ゲーミングテーマの人気が高まっています。このカテゴリーでは、プラグマティックプレイの『Sweet Bonanza』や『Fruit Party』がアジアで大きなインパクトを与えています。
特に、一部の市場区分が西洋のドラゴン、神秘的な要素、またはは”カワイイ”動物キャラクターなどのファンタジーテーマやヘビーなテーマを好みます。これはアジア市場の成熟を示しており、昔ながらのギャンブラーではなく、東洋文化に必ずしもルーツを持たないかもしれない様々な好みを持つ多様なプレイヤーを取り込んでいます。
2 提供されているスロットゲームのプレイ機能の中でプレイヤーに最も人気があるのはどのようなものですか?
アジアは非常に多様な地域で、マスの新しいプレイヤーからプレミアム市場、そしてより成熟したプレイヤーであるVIP層まで、様々な層およびカテゴリーの人がいます。アジアには、それら3つ全ての層があり、その中においてもプレイヤーは非常に多様です。ベトナムはVIPスタイルのリピーターが多い市場です。この層に響くのは、自分の運命をコントロ ールでき、自分で機能を選んでいる、またはツキを呼び寄せていると感じることができる「choose your volatility」機能です。
他に反響があるのがリンク型ジャックポットです。マス市場を見た場合、リンク型ジャックポットは非常に優れています。というのも、会場に入ったときに大きな目玉を与えてくれます。多くのマシンが貢献する巨額の賞金ですね。そしてプレミアムやVIP部門の方に進むにつれて、自分のジャックポットに自分でお金をつぎ込み、それを追いかけるスタンドアロン型プログレッシブでもうまくいくようになります。
プレイヤーに人気があるのが当社のウォーターフォールゲーム(滝式ゲーム)です。スピンが次のスピンに影響を与えるものです。というのも、それらのゲームではプレイヤーが何かを集めたりまたは歩みを前に進めたりできますから。もちろん、この地域のほとんどのゲームでリンク型のほうがうまくいっていることは理解していますので、重視しています。
プラグマティックプレイは継続して、ほぼすべての新リリースでプレイヤーの興奮度とエンゲージメントを高める手段としてプレイメカニクスの革新に大きな労力を注いでいます。昨年発売した中で最も成功したメカニクスがグリッドの大きな7×7 Pay Anywhereタンブリング機能です。『Gates of Olympus』や『Sweet Bonanza』のような当社のヒットゲームは、どこでも楽しめる低ボラティリティベースのゲームを提供しています。その一方で、頻繁に爆発的なフリースピン機能を発動させることによってプレイヤーは掛け金の最大500倍というベット倍率など、ワクワクする大きなチャンスを感じることができます。
基本的に、iGaming分野において当社のプレイヤーには、ランドベースカジノ体験が提供する雰囲気や環境が不足していることが分かっていますので、私たちは通常のスロット界よりも高高頻度のアクションを用いて興奮度が高まっていくのを感じられる、より没入型のゲームプレイを生み出すデザイン機能を追求しています。
3 アジアのプレイヤーは、ジャックポットのような色あせることのない機能を好みますか?それとも、ボーナスや機能購入オプションといった新しいイノベ ーションを求めていますか?
絶対的に新しいイノベーションを好みます。私たちが行ってきたのは、『Duo Fu Duo Cai』などの伝統的なゲームをいくつか取り上げ、VIPバージョンにすることです。また、ジャックポット機能を取り上げて、アップグレードまたは強化するというのもあります。ですので、新たな体験が上乗せされる形です。
ほぼ全てのプレイヤーがジャックポットによ って動かされます。ただしプレイヤーが新しい画期的なゲームや機能を求めているのも分かりますので、その部分を届けるようにしています。特に、『Fire Dragon』が楽しみです。『Fire Dragon』は、テーブルゲームで得られるよりも速く満足感を与えることで、より多くのプレイヤーをスロットマシンへと呼び込む素晴らしい機能があります。プレイヤーは、そのまま機能にアクセスできる「Dragon’s Touch」でベットを増やすことでインスタントフリーゲームを購入することができます。
アジア市場の多くのプレイヤーは色あせることのない機能を好みますが、既に申し上げたように市場は成熟し始めており、好みが進化しています。通常の飽きの来ない機能を提供しながら、当社のゲーム全てに何か画期的なものを加えようと努力しています。フリースピンやアンティベット購入機能が、一部のカテゴリーのプレイヤーの間で人気が高ま っていることが分かりましたので、現在、スロットトーナメント、ボーナスミッション、ランダムプライズドロップなと”ソーシャル” スタイルのメタゲーム機能にも注力しており、ここでも昔ながらのスロットゲームプレイヤーとメタゲーム強化型ゲーミフィケーションを求めるプレイヤーの両方にアピールする新たなプレイスタイルを作り出すことによって、エンゲージメントを高めるのに役立っています。
4 ゲームタイトルやコンセプトを、グローバル市場からアジアへとクロスオーバーする、またはその逆についてどう思いますか?うまくいくでしょうか?
確実にSGにとってはうまくいきます。我々にとってこれは、きっちり確認されている戦略と言えるでしょう。ゲームを取り上げて、特定の市場に対応でき、その市場に親しんでいるスタジオを活用して、それらを世界に出す。ゲームをグローバルに売り出す上で、非常にうまくいくことが証明されています。例えば、SG用ポットメカニクスですが、世界的に当社のポートフォリオ全体で見られます。『88 Fortunes』は最も成功しているブランドの1つですが、『Dancing Drums Prosperity』や『5 Treasures Explosions』と呼ばれる『88 Fortunes』の拡張版は、現在北米で最も人気のあるゲームです。
もう一つが、グローバル市場からアジア太平洋にゲームを持ってくることです。我々は、グローバルコンテンツに巨額の投資を行っており、『Kraken Unleashed』や『Cash Falls』などのゲームに関しては、オーストラリア市場でPersistent Cash(持続的キャッシュ)のような新カテゴリーを作り出しています。それらゲームを持ち、オーストラリアや北米のような市場で証明し、そしてそれをアジア太平洋に持って帰ってくることができます。
他の市場からゲームを持ちこみます。最近フィリピン市場で発売された『For-tune Coin Boost』がその例です。特に類似したプレイヤー層を持つオーストラリアで成功しているなら、リスクが軽減されるためです。
当社グローバルスタジオからの主要なゲーム機能とイノベーションを順応させ、それらをアジアの商品ロードマップへとカスタマイズします。アジアは国間および各国内の両方の意味で非常に多様で、固有のプレイヤータイプがあります。ですので、異なるプレイヤー層に合うベストな機能を選びます。
しかしながら、この地域では現地でのゲーム開発のほうがうまくいっています。『Ying Cai Shen』がこのアプローチを最もよく表す例になっています。うれしいことに、IGTは北米市場でも『Ying Cai Shen』を発売しており、ここで生まれたコンセプトがあちらの市場にも渡っているという状況も見られています。
アジア市場だけに向けた努力に焦点を当てる一方で、私たちはアジア地域にもうまくクロスオーバーする西洋のゲームも出しています。ヨーロッパで発売されたゲームタイトルの多くが上手くクロスオーバーするということが分かっています。当初は西洋の観客を想定していて非常にうまくいったゲームの例が、『Gems Bonanza』、『Sweet Bonanza』、『Gates of Olympus』のようなグリッドが大きなタンブリングゲームです。ヨーロッパとアジアのクロスオーバーで他に大きな成功を収めているのが、『The Dog House』や『Fruit Party』、『Juicy Fruits』のようなヨーロッパ市場で人気がある高ボラティリティスロットです。
アジアは人口も多く、多様であるために、多くのスロットゲームベンダー、トレンド、テーマそしてプレイスタイルが成功することができます。
5 アジア市場で本当に心に響かせる機会を得るために、ディベロッパーが、ゲームテーマ、イメージおよびメカニクスに対して行なう必要がある調整は主にどのようなものでしょうか?
我々が行っているのはコンビネーションです。ゲームをその市場向けにカスタマイズすること。そしてそのセグメントを育てる可能性がある新ゲームやテーマを市場に持ち込むこともしています。ですので、確実にコンビネーションですね。つまりはポートフォリオ管理ということになります。市場を理解すること、およびその市場に向けて作ることと、それら新トレンドを見つけることの正しいバランスを見つけることです。
アジアで使用するテーマについては文化的に敏感でなければなりません。中国に専門スタジオと現地製作チームを持つことで、我々は人を傷つけるまたは無関係だと受け止められる可能性があるテーマやイメージにフィルターをかけることができます。また、積極的にプレイヤートレンドを研究することで、機敏であることができ、ゲームを、国際的に人気があるものをそのまま使うのではなく、現地プレイヤーが楽しめるものにカスタムすることができます。
アジアのプレイヤーは、魅力的なグラフィックまたはデザイン、アニメーションにただ頼っているものよりも、ゲームの分かりやすさをより重視していることが分かりました。
つまり、ゲームが理解しやすく、すぐにプレイでき、当たりがどういう仕組みかに焦点を当てるよう確実に調整するということです。これを行う目的は、スロットゲームへのプレイヤーからの信頼を獲得するためです。というのも複雑なグラフィックや複雑に絡み合う機能を持つ入り組んだゲームはプレイヤーを落ち着かない気持ちにさせる場合があるからです。
アジアではスピードが最も重要で、私たちは全てのゲームが可能な限り高度にスピードが最適化されているよう調整しています。これはまた、市場がまだ速度の遅いインターネット接続しかない特定の場所において、当社のスロットゲームプレイ体験が損なわれないことも保証してくれます。
6 皆様の会社はスロットゲームの世界的ブランドです。世界および地域という視点で見たとき、プレイヤー間に大きな違いはありますか?
すでに確立された市場やより新興の市場など、マーケットが非常に多様であるために、アジアが二分化されているのがわかります。それこそが、我々がマーケットにアプローチする手段において多様なポートフォリオを用意している理由です。数年前に発表されたのマカオの統計を思い出します。日々やってくる人の3割が初めてのプレイヤーだというものでした。アジア太平洋では全てのプレイヤーカテゴリーが見られます。
地元プレイヤーとそれ以外のプレイヤーの間には顕著な違いがあります。例えば、端末で過ごす平均時間と平均ベット額はアジアと他の地域を比べた時だけでなく、アジア諸国の間でも異なります。もう一つの主な違いというのが、「ライン」よりも「マルチウェイ」のゲームのほうが人気があることです。
最後に世界のプレイヤーと比べて、この地域のプレイヤーに、よりボラティリティの高いゲームへの人気が高まりつつあります。しかしながら、アジアの一部市場では、エンターテイメント主導型の体験、特にフィリピンではそのような体験が好まれます。したがって、端末で過ごす平均時間と平均ベット額はアジア内の様々な地域で異なります。
はい、違いはかなり明確です。私たちは、その場所のプレイヤーが望む体験の全ての側面を考慮に入れる市場ごとのローカリゼーションシステムを用いています。異なる現地文化は、ある程度、リスク、テーマ、計算そして多くのデザインファクターへのプレイヤーの欲求に影響します。ですので、iGamingに関して、プラグマティックプレイは幅広いポートフォリオを発展させ、カジノ事業者が確実に当社が提供するものの中から多くの選択肢を持てるようしています。好まれる機能やゲームの種類に重複がある一方で、現地プレイヤーにとって最高のプロダクトをローカライズしカスタマイズできるようにな って行く中で、デザインやグラフィックから、ゲームのボラティリティを調整するために選択される各種機能やその市場のゲームプレイとベットサイズの相互関係を考慮に入れることまで、私たちは様々なことを学んできました。事業者と非常に密に連携して、求められる場所に何層ものローカリゼーションとカスタマイゼーションを持たせるようにしています。
7 自社のスロットゲームに対するプレイヤーの定着を強化するために導入した新たなイノベーションはありますか?
アジア市場向けに「キャッシュオンリール」コンセプトを導入しています。アジア太平洋市場では非常にうまくいっています。私たちは「what you see is what you get(見たまま手に入る)」という手法、そしてそれに基づいたリピートウィンを確認したいと思っています。もう一つがテクノロジーおよびハードウェアプレイです。ArgOSプラットフォームと呼ばれるより柔軟なプラットフォームを作成しており、それによってよりスピーディーにアジア向けのゲームを作り、世界展開する、またはその逆が可能になります。そこから得られるのは、コンテンツ量の増加と筐体間の柔軟性の向上です。また、SGのハードウェアポートフォリオが、今年中に発売される『Kascada Portrait』といった筐体と共にアジア太平洋地域にやってくるのも見ていただけると思います。
娯楽性と興奮を高めるためにアジア全域で導入した主要なイノベーションが変成および持続性メカニクスで、我々はこれをウォーターフォールゲームと呼んでいます。当社の人気リンク型ゲーム『Ying Cai Shen』がその人気を証明しています。
IGTは積極的に新たなイノベーションに取り組み、プレイヤーに新鮮かつ魅力あるコンテンツを届けるよう努力しています。また、地域全体で一連のゲームブランドおよびメカニクスも構築しています。
常に革新しています!今年だけでも、私たちはプレイヤーのゲームへのエンゲージメントに特に焦点を当てたPowerNudgeおよび PowerWaysという機能を開発し導入しました。これらユニークなエンゲージメント関連の機能はプラグマティックプレイ独自で、長期的なプレイ体験のためのプレイヤー維持に役立つことが証明されています。
プレイヤーの忠誠心の獲得・維持については、Pragmatic Play Enhanceの様々なプロダクトが最大のインパクトを示しています。当社のiGamingカジノパートナーから、メタゲームがセ ットアップされている方法のおかげでプレイヤーの維持に成功しているというフィードバックをいただいています。
8 優れたゲーミングデザイナーまたはゲームデザインスタジオとは?
非常に難しい質問です。というのも、あまりに多くのタイプのスタジオがありますので。しかし、私が見てきた中で最高のスタジオというのは、マーケットに波長を合わせたスタジオです。彼らはマーケットの中にいて、ゲームをプレイして、プレイヤーに波長を合わせ、顧客の声を聞き、そしてそれを持ち帰って、そのレンズを通してゲームに取り組みます。面白いですよね。というのも、スタジオというものはある種、マーケットの一歩先を見る必要があるからです。ですので、これらスタジオはゲーム開発時には、ほぼフューチャーキャスティング( 未来計画)を行っています。
継続性を感じるポットと『88 Fortunes』を作ったエレメンツスタジオは、シドニーにあるだけでなく、チン・ヤオ(Qin You)氏も中国出身で、青島スタジオも持っています。ですので、アジア太平洋ゲームに取り組むスタジオが中国にあるということになります。それによって私たちは、アジア太平洋の地元文化を本当の意味で理解できます。
最も重要な要素はプレイヤーの期待と事業者の期待のバランスを正しくとることです。通常、プレイヤー側をきちんと理解することが第一の動因ですが、実際はカジノにゲームを売らなければなりませんので、事業者のニーズにも合わせる必要があります。
この方程式において極めて重要なのは、時間とエネルギーを投じて、市場およびプレイヤーの考え方を理解し、彼らが次に何を求めるのかを予測することです。
コラボレーションというものがあらゆる優れたスタジオの基礎にあります。ゲーム作成は単独プロジェクトではありませんので。IGTのスタジオ内では、何百人もの人が開発に取り組んでいますので、効果的に作業し、業界を変えるような素晴らしいゲームを開発し届けられるように協力する必要があります。
素晴らしいスタジオというのは、プレイヤーと、ゲームが発売される個々のマーケットの両方を理解しているスタジオです。多岐にわたる商品ポートフォリオを作るために、各市場を平等に扱わなければなりません。中でも最も重要なのは、彼らが作るゲームがプレイヤーのために作られていることです。公正なやり方で真の当たりのチャンスを提供しなければならないと同時に、確実に各ゲームが容易に理解でき、識別できるようにする必要があります。
9 アジアでのゲームテーマの未来はどうなると思いますか?
あまり手の内は明かさないようにしたいと思いますが、アジア太平洋地域全体で革新する計画があり、またSGを大いに助けてくれている当社のフランチャイズも活用したいと思っています。『Duo Fu Duo Cai』や『Jin Ji Bao Xi』を見てください。それらブランドを取り上げて、さらに発展させ、新たなメカニクスを重ねる。私たちはそれをアジア太平洋市場で間もなく皆様と共有できることを楽しみにしています。
他の皆様同様、新型コロナ、そしてそれが実在するゲーミング会場にどのような影響を与えるかを評価しています。新型コロナ対応で取られた対策(間隔を開けるなど)の一部が永遠に続くとなれば、これにゲームデザインを合わせるつもりです。
明らかにアジア市場がグローバルなテーマやモバイルゲームの影響を受けたテーマに引き寄せられているのが分かります。物語の種をまいたりアイデアを広めたりするような主題のあるゲームが、ファンタジー、アニメ、ポップカルチャー、面白系ゲームからの影響を受けたモバイルゲーミングテーマと非常に上手くいき始めると予想しています。