Inside Asian Gamingは最近、プロジェクトデリバリーや建設業を営むマカオの地元企業、ボバディリャグループ・マカオ(BGM)が、2021年11月5日(金)に開催されるアジアンゲ ーミングパワー50フォーマルガラディナー公式アフターパーティーのタイトルスポンサーに決定したことを発表した。BGMのプロジェクト開発マネージャー、ラランジャ・アイリス・ボバディリャ・ヴェラ・カーター氏が、BGMのユニークな事業に関する思いを語ってくれた。
IAG:ボバディリャグループ・マカオは最近、ウィン・パレスで開催される2021年アジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナー公式アフターパーティーのタイトルスポンサーに指名されました。パワー50に興味を持ったきっかけは?
LC:正直に言うと、初めて広告を見た時に思ったんです。「よし、スポンサーになる」と。その後、ボバディリャグループ・マカオはゲーミングとは関係がないので資格がないのではと心配しましたが、とにかく試してみようと。イベント全体が非常に活気に満ち溢れるような形で組み立てられており、このようなパーティーはとてもワクワクします。今、私たちはマカオから出られませんし、ライブのエンターテイメントもなく、他に行く場所もありません。パーティーを心から求めていたんです。ドレスアップするのが楽しみです!
IAG:パワー50ガラディナーは毎年、規模も質も大きく、高くなってきています。そして今回、公式アフターパーティーが加わり、その一部になります。アフターパーティーについて最も楽しみにしていることは?
LC:ウィン・パレスのプールで開かれるんですよね?泳いでもいいんですか?思いきりはしゃいで、次のパーティーへと流れ込むこと、そして多くの業界関係者と知り合うのが楽しみです。あと、誰が最初にプールに飛び込むのかも!

IAG:今年、BGMをお迎えすることができて大変光栄に思います。御社の歴史について少し教えていただけますか?
LC:ボバディリャは当初、マカオの現地人材派遣および建設業用重機や小型機械の賃貸からスタートしました。マカオやヨーロッパの多くの企業と仕事をした後、マカオに不足しているように感じた専門のニッチなサービスにも展開して会社を拡大させることに決めました。それが劇場オートメーションの導入および継続的な運営です。
チャック・フレイヤ―氏をBGMのオートメーションマネージャ ーとして迎えるチャンスを得たことで、当社がメンテナンスおよび運営契約を継続する上でより大きな自信を持つことができるようになりました。現在では、デリバリー能力強化のために、ライアン・ジョーンズ氏をオートメーションディレクターとして採用しています。両者とも、オートメーションという分野に関して非常に経験豊富です。 この2 人だけでも、劇場オートメーション業界で合わせて40年以上の経験があり、この街にあるほぼすべての主要会場で作業をしてきました。そこから成長しながら、チームを拡大し、効果的かつ効率的に、そして安全に、期限通りに、クライアントの期待に沿った形でプロジェクトを完了できる専門スタッフを置いています。
IAG:BGMは非常に多くの事業を展開されています。どのようなサービスがありますか?
LC:ええ、たしかに複数ではありますが、多すぎることはありません!弊社が提供するサービスには、様々な建設サービス、劇場オ ートメーション、エンジニアリングおよび運営サービス、倉庫業( 屋内外)、土地賃貸、リギングサービス、および設計コンサルタントサービスなどがあります。

IAG:マカオでは特に統合型リゾートに関して、今後も継続的に相当数の開発があります。BGMがこの分野で取り組んできた主なプロジェクトは?それらプロジェクトに具体的にはどのように関わっていますか?
LC:BGMはマカオおよびオフショアで地元の請負業者、サプライヤーおよびクライアントグループと共に仕事をします。私たちは、FF&E(家具・什器・備品)、テーマのあるアート作品、オートメ ーションエンジニアリング、プログラミングおよびメンテナンスなど、クライアントに合わせてデリバリーソリューションを組み立てます。主要プロジェクトには、スタジオシティのフリップアウト、ザ・ロンドナーのクリスタル・パレス、グランド・リスボア・パレスの小売エリアでのバルーンディスプレイのリギング、設置およびオートメーション、グランド・リスボア・パレスのキャットウォーク・ガーデンでのオートメーション工事、MGMコタイでのアクアリウム設置、そしてスタジオシティのハウス・オブ・マジックおよびゴールデンリールの装備、メカニカルオートメーションおよび労働力の供給などがあります。また、シティー オブ ドリームスのザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター、ウィン・パレス、MGMコタイシアター、そしてギャラクシー・マカオにもオートメーションとスキルの高い労働力の供給を行ってきました。
IAG:マカオでの統合型リゾート開発における主な課題とは何でしょうか?
LC:最も難しいことの1つが入札手続きです。 ほとんどの企業がただ金額だけを見て、その会社が仕事を遂行する能力があるかどうかを見ていません。長期的にはるかに多くの費用がかかることを理解せずに、最低金額で入札を行なったがために、多くのプロジェクトが行き詰ったり、もしくは永遠かに感じるほどに延期されたという例を見てきました。
IAG:BGMはマカオでは劇場建設で有名だとおっしゃいました。それにはどのような作業が含まれますか?
LC:驚くほどにたくさんです。 これはテーマのあるアート作品とエンジニアリングのコンビネーションになりますので、2つの分野の知識が必要になります。それぞれに厳しい基準があり、それを一体化するには熱意と規律が必要です。私たちはアートとエンジニアリングを日常的に一つに合体させています。

IAG:最後に、プロジェクト管理、または御社が提供するその他サービスを求めている人にとって、BGMがベストチョイスである理由を教えてください。
LC:プロジェクトへの献身です。何が求められようとも、私たちは可能な限り最高の商品をお届けするために、全意識を集中させてプロジェクトを遂行します。