マリーナベイ・サンズは、2週間の閉鎖を経てカジノの営業を再開した。
同施設のカジノは、先日シンガポールで発生した新型コロナによるクラスターに関係しており、そのため徹底的な洗浄・消毒作業を行うため7月22日から閉鎖されていたが、4日(木)の午後6時頃に営業を再開した。
MBSはウェブサイトに掲載した声明の中で、「従業員のワクチン接種率が90%以上を達成したときに再開する」と述べていた。
同社はまた、現在実施されている「従業員向けの定期検査プログラムのさらなる強化」について概説し、新型コロナ検査の頻度は、個々のチームメンバーのワクチン接種状況とその職務内容のリスクに基づいて分けられている。
同社は以下のように付け加えた。「これは顧客対応を行う従業員が、3日〜28日ごとの頻度で鼻腔咽頭からの検査を受けることを意味する。
消毒と衛生管理の認証を取得している当社の統合型リゾートは、あらゆる面に気を配り、当局と緊密に協力しながら変化する状況に迅速に対応し、適応することに取り組んでいる。」
先日の閉鎖は、MBSが洗浄・消毒作業のためにカジノの運営を停止したのは過去2カ月で2回目となる。5月には2人のディーラーが新型コロナ検査で陽性となった。当時、同社は7,450人の従業員と800人の請負業者に検査を実施し、全員が陰性と判明した。
シンガポールは4日(木)、96件の新たな市中感染症例を報告した。