オーストラレ―シアン・ゲーミング・エキスポ(AGE)の主催者は、新型コロナの発生に伴うシドニー市とその周辺地域の無期限のロックダウン措置を受け、今年のイベントの中止を正式に発表した。
ゲーミング・テクノロジーズ・アソシエーション(GTA)は火曜日遅く、過去2日間だけで約200件のコミュニティ感染が報告され、封鎖措置が更に最大2カ月の延長が予想されているために、2年連続でAGEを中止せざるを得なかったとする声明を出した。
6月16日に航空会社の乗務員を乗せたリムジン運転手が陽性と判定され、新型コロナ感染拡大の火種となっって以降、767件ののコミュニティ感染症例が報告されている。
GTAのクリス・ミュアCEOは以下のように述べている。「間近に迫るAGEや国境の閉鎖、政府による無期限の都市封鎖からの「ロードマップ(脱却計画)」を考えると、我々は今、行動する必要があった。」
我々はこのデルタ変異株がすべての人にもたらす危険性の高まりを今のところ忘れていない。」
GTAは、自社製品の展示に熱心な出展者から強力な支援を受けていたが、イベント規模が原因で2021年後半にAGEの代替日を設定できなかったと述べた。代わりに2022年8月9日〜11日に先送りとした。
ミュア氏は、「我々はAGEの出展者達がテクノロジーと物理的な距離対策を伴う事業のサポートをしながら過去18カ月に及ぶ意義深い取り組みを目にしてきた。この業界が再び回復への道を歩み始めたとき、我々は買い手と売り手を繋ぎ続けるつもりである。」と述べた。