クラウン・リゾーツのヘレン・クーナン会長は、今週クラウン・メルボルンの証拠をビクトリア州の王立委員会に提出を行う多数の取締役およびエグゼクティブのうちの1人となる。
ビクトリア州政府からの情報によると、ヒアリングは経営幹部と取締役会と共に2021年7月5日月曜日から再開され、「クラウンの改革プログラムと委員会のヒアリングを通じて生じた問題」に関する証拠を提供することになっている。
クーナン会長と同席するのは、同社ディレクターであるジェーン・ハルトン氏とアントニア・コルサノス氏、CFOのアラン・マクレガー氏、エグゼクティブゼネラルマネージャーのニック・ウィークス氏、そして6月1日に入社したばかりの新しいマネージングディレクター兼CEOであるスティーブ・マクナン氏となる。
確実に議論される主題の1つは、クラウン・メルボルンが、ギャンブルの賞金として無料駐車場を含むコンプを分類することで最大2億豪ドル（約167億円）の税金逃れをしたという先日の暴露についとなるだろう。同社はまた、先日の提出書類の中で、2012年〜2016年の間にクラウン・メルボルンでクレジットカードまたはデビットカードと使用し、1.6億豪ドル(約133億円)を超えるギャンブル資金を処理したとされる不履行がカジノ管理法違反にあたる可能性について法的助言を受けていると明らかにした。
IAGが報告したように、ギャンブル依存症に関する同社の対応は、1人の顧客がギャンブルをスロットマシンに座りうたた寝をした間だけ中断し、ゲーミングフロアに96時間連続で過ごしたという報告も含めて、詳細に調査中である。
最近、それらの調査を完了するために期間延長と追加資金が認められた同委員会は、1994年にオープンした旗艦施設クラウン・メルボルンに対するビクトリア州のカジノライセンスを保有する件で、クラウン・リゾーツの適性を調査している。
