ゲンティン・グループの会長兼CEOであるリム・コック・タイ氏は、米国市場への信頼の高まりと6月28日に43億米ドルのリゾートワールド・ラスベガス(RWLV)が始動する中、同社株式の米国上場を遅かれ早かれ検討すると述べた。
米国市場におけるゲンティンの野心に関する幅広い話題が、RWLVの開会式の最中に行われたブルームバーグテレビとのインタビューで詳細に語られ、リム氏は現在、株式上場の優先度が高いと見なしていることを裏付けた。
彼は、「数字が上昇し、投資家の信頼が戻ってきた時、米国の投資を統合し、上場を求めるという観点からみて、我々は真剣に上場を検討するつもりである。」と述べた。RWLVの他に、ゲンティンの米国の利益には、ゲンティン・マレーシアのエンパイア・リゾーツへの出資によるリゾーツワールド・キャットスキルズ、リゾーツワールド・カジノニューヨークシティ、及び法案がいつか通った場合に統合型リゾートの開発を望むマイアミの土地の一部が含まれる。
リム氏は続けて「オープンした今、我々は四半期の終わりにつながる最初の30日間の結果を待ち望んでいるところだ。これによりIPOのタイミングが非常に明確になる。」と述べた。
ゲンティンの創始者はまた、新型コロナ収束後の米国市場の回復に強い自信を示し、RWLVでの早期予約が前予測を上回っていることを明らかにした。
同氏は、以下のように述べた。「封鎖に関して、私は人々がこんなにも長い間家にいたために満たされない要求があったように思う。そして今、ワクチン接種の増加とコロナ発生症例の減少が、消費者に再び消費をする自信を持たせている。
予約に関して、我々は弊社の素晴らしいパートナーであるヒルトンと一緒に、7月4日の祝日に素晴らしい数字を眺めているところだ。弊社は、パンデミック以前でさえも見たことのないADRを所有している。予算の面では、おそらく我々自身の計画さえも上回ることができると確信している。」
開業にあたり、リム氏は次のように付け加えた。「弊社がラスベガス大通りで最高の不動産とされるものを取得した際、大規模な投資が少し前に行われた。そして経済が減速し、新型コロナが直撃した時、我々は幸運にも建設作業を一時停止する必要がなかった。
まさに今これを発表しているということは、弊社が非常に良い位置にいるということである。」