ギャラクシー・エンターテインメントグループ(GEG)は、マカオのコンセッション保有者の中ではごく最近に、スタッフのワクチン接種率を高めるためにギャラクシー・マカオ内にワクチン接種会場を設置し、新型コロナウイルスのワクチン情報に関するセミナーを2回開催することを宣言した。
今回の動きは、マカオのゲーミング事業者と保健局との間で、特別行政自治区全体のワクチン接種率が予想より下回っていることを受けたもの。地元のニュースチャンネルTDMは、85,700人が初回の接種を受け、2回接種した人は人口の7.8%にあたる50,000人以下であると報じた。
MGMチャイナとメルコリゾーツ&エンターテインメントは先週に、従業員のワクチン接種を促す取り組みを開始している。
GEGは、6月10日から12日までギャラクシー・マカオ内に予防接種会場を設置し、1500〜1800人の従業員およびその家族が接種を受けられるよう保健局に手配したと木曜日に発表。2回目接種を受けた人は、接種日またはその直後に、2回の特別ワクチン休暇を取得できる。
新型コロナウイルスのワクチンに関するセミナーは、6月1日と2日に開催され、マカオ保健局のタイ・ワ・ホウ博士がワクチンの有効性、接種すべき人とそうでない人、その他の重要な情報を従業員に説明する。
「当社は関連部署と緊密に連携し、マカオ特別行政区が策定した感染拡大予防および対策を支援している」と、GEGはコメント。
「マカオの感染拡大対策の成功は、容易いものではなかった。その予防と管理が社会の新たな基準の一部となった今、当社はマカオ特別行政区政府の関連ガイドラインやポリシーを引き続きサポートしていく。また、この機会に、チームメンバーと一般市民が協力して感染拡大の予防と管理に最善を尽くし、マカオ特別行政区政府の呼びかけに応えて、早急なワクチン接種を奨励したい」。