メルコリゾーツ&エンターテインメントの子会社スタジオシティ・インターナショナル・ホールディングスは、政府がコタイの統合型リゾート、スタジオシティ第2フェーズ2に課していた工期の7ヶ月延長を認められた。
同社は木曜日、マカオ政府がスタジオシティの土地使用権契約に基づく開発期間を、2022年5月27日から12月27日まで延長することを許可したと発表。
今回の工期延長は、メルコが昨年8月に新型コロナウイルスによる遅れから、スタジオシティの工期内完了を果たせないと明かしたことを受けてのもの。
「感染拡大前は、未完成のプロジェクトの工期を約32ヶ月と見積もっていた」と、メルコは当時に述べている。「感染拡大の混乱によって工期に遅れが生じ、当初の32ヶ月や現在の工期より延びる可能性がある」。
「スタジオシティの未完成プロジェクトの開発完了に追加の時間が必要な場合、関連する工期の延長を申請しなければならず、これはマカオ政府の裁量による審査と承認の対象となる」。
総工費は12億5000万〜13億米ドル(約1,360億〜1,420億円)と予想され、メルコは先日、第2フェーズ開発の新たなアトラクションとして、スタジオシティ・ウォーターパークを今月下旬にオープンすると発表した。
この拡張プロジェクトでは、さらに900室のラグジュアリールームに加え、ゲーミングスペース、マルチスクリーンの映画館、高級レストラン、MICEスペースなどが追加される予定。