香港のサミット・アセント・ホールディングスは、リゾートワールド・マニラを運営するトラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループ会長のデービッド・チュア氏を新たに執行役員兼CEOに任命したと発表。
月曜日の報告によると、チュア氏(58歳)は、2021年5月1日から2024年4月30日までの3年間を第一任期として、サミットアセントの契約を締結した。年俸は、360万香港ドル(約5080万円)とされている。
サンシティ・グループ・ホールディングスが69.66%の株式を保有するサミットアセントは、昨年後半にオリエンタル・リージェントの株式を77.5%に増やし、大株主となっている。オリエンタル・リージェントは、ロシア・ウラジオストク近郊のプリモリエ・エンターテイメントゾーンに位置するティグレ デ クリスタルの運営会社。
チュア氏は、マレーシアのゲンティン・グループの関連会社で15年間勤務した後、サミットアセントに今回採用。ゲンティン・バーハッドの最高執行責任者を2006年9月から2007年2月まで、ゲンティン香港の社長を2007年5月から2015年1月まで、ゲンティン香港がかつて11.18%の株式を保有していたノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスの取締役を2011年7月から2015年3月まで務めた。
ゲンティン香港は、2009年にリゾートワールド・マニラを開業したトラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループの株式を50%保有している。